どうも!ほほなっつ(@mahi_x2)です。
息子は月齢3ヶ月の頃から1歳後半まで『ベビーサイン教室』に通っていました。
ベビーサインとは、簡単に説明すると赤ちゃんと意思疎通がはかれる簡単なジェスチャーのこと。
ベビーサインを覚えることで、親子ともにたくさんのメリットがあります。
「おいしい」「いたい」「あつい」「もっと」などなど・・・まだ言葉を話すことができない我が子の気持ちがサインひとつで解るため、子育てがぐっと楽になります。
さらに、これは二人目が生まれてから気づいた事なのですが、ベビーサインを習っていた息子と、習わなかった娘とではイヤイヤ期の現れ方に差を感じました。
結論から言うと、ベビーサインを習った息子は早い段階からママ(パパ)と意思疎通をはかれた為か、3歳を迎えた現在までイヤイヤ期と呼べるほど手のかかった時期が来なかったのです。
ベビーサインを習わせなかった2歳になる娘はイヤイヤ期まっしぐら
そんな便利なベビーサインがどこで学べるかと言うと、
私も実際に参加したことがある、全国各地の『ベビーサイン教室』です。
この記事でわかること
- ベビーサインとは
- ベビーサイン習得のメリット
- ベビーサイン教室に通った感想
子供と早くから意思疎通をはかりたい、または、イヤイヤ期を少しでも抑えたいと考えるママとパパへ、きっとお役に立てる内容となっています。
ベビーサインとは
ベビーサインとは、まだうまく話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使って「お話し」する育児法。
1990年代にアメリカで始まり、日本にも2000年以降たくさんのママやパパが実践しています。
ベビーサインは、「お腹が空いた、もっと欲しい、痛い、暑い、寒い、美味しい」といった、普段の生活の中で使われる基本的な感情表現から、特定の施設の名前や動物の名前といった名称まで、赤ちゃんと様々な意思疎通がはかれるサインです。
たくさんのサインが存在するから全部覚えるのは大変
普段の生活の中でよく使うものに絞って覚えたよ!よく使うジェスチャーは多くて10〜20ほどだったかな
ベビーサインはどこで学べるの?
ベビーサインは本や漫画、ネットでも調べられるので、家にいながらママ、パパでも十分に教えることができます。
自分で調べる以外では、全国各地にベビーサインを教えてくれる教室があり、たくさんのママと赤ちゃんが通っています。
地域や施設の違いはありますが、我が家が通っていたベビーサインの教室は、普通のよくある一軒家のお宅。
教室内の雰囲気は、楽しくゲームをしたり談笑したりとアットホーム。
普段のおうちと変わらない雰囲気の中で、ママも赤ちゃんもリラックスしながらサインを学べます。
サインが出るまで諦めずに続けることができたり、同じ年頃の子供を持つママ友ができるのがベビーサイン教室のメリットです。
ベビーサインはいつから始めるの?
ベビーサインを始める時期は、赤ちゃんの発達によって個人差がありますが、6カ月頃〜がベビーサインを始める目安として推奨されています。
息子は月齢3ヶ月の頃から「プレ・ベビーサイン」と呼ばれる教室に通い始めました
通常、ベビーサイン教室を受講できる月齢が生後6ヶ月からなのに対し、プレは「生後~お座りできる前くらいまでの赤ちゃんとママ」が対象で、1回60分の全2回のコースとなっています。
プレの内容は、赤ちゃんとママのスキンシップがメインで、遊びながら本番に向けて慣らしていくという感じでした
ベビーサインを本格的に覚えていくのはその後からなので、必ずしもプレから始める必要はありません。
プレに参加すると、おもちゃが貰えたり、早いうちから場に慣れるといったメリットがあります。
産まれてからすぐ受講出来るので、赤ちゃんにとっては「一番最初の習いごと」になります。
受講料は?
対象月齢 | 開講時に6ヶ月〜1歳半を迎えている赤ちゃんと保護者 |
期間・回数 | 6回〜15回 |
レッスン形態 | 1教室若干名のグループレッスン |
レッスン時間 | 1回 60分 |
料金 | 1回 2000円(税別)〜/教材費4500円(税別)〜 |
参考までに、1歳頃の子供の教材で定番の『こどもちゃれんじプチ』の料金が月々1700円〜2000円ほど。
ベビーサインを覚える7つのメリット
ベビーサインを覚えるメリットはたくさんありますが、一番はやはり我が子と早くから意思疎通がはかれることです。
我が子が急に泣き出した時、なんで泣いているのか解るだけで適切に対処ができますからね
まだ言葉の通じない赤ちゃんが、ママに伝えたい意思を的確に届けられる事で、意思違いによりイヤイヤスイッチが押されることは殆どありませんでした。
ベビーサインを覚えるメリット
- 早くから赤ちゃんと意思疎通がはかれる
- イヤイヤ期が少しだけ楽になる
- 親子の絆がとても深まる
- 育児がより楽しくなる
- 月齢が近いお友達とのスキンシップ
- 話し言葉の習得に好影響がある
- 赤ちゃんの健康と安全管理に役立つ
早い段階で子供と意思疎通が図れる
ベビーサインの教室に通いはじめた理由は、我が子と早くから意思疎通を図りたかったから。
我が子が痛くて泣いている時も、「いたい」のサインと指差しですぐに痛い場所の特定ができました。
また、食事中の「おいしい」のサインは、早い段階で息子の好きな食べ物が把握できたりと、言葉が伝わらない1歳前後から1歳半くらいまで、ベビーサインには本当に助けられました。
最終的に使いこなせたサインは20種類以上!
徐々に言葉を話すようになると、ベビーサインの使用頻度も減っていき寂しい思いもしますが、 「おしまい」と「もう一回」は今でもよく使われる使用頻度の高いサインです。
イヤイヤ期が少しだけ楽になる
前項でもお伝えした通り、赤ちゃんと早い段階から意思疎通が取れるようになるので、イヤイヤ期特有の意思違いによる癇癪が非常に少なくなります。
ベビーサインを覚えず2歳を迎える娘は、言葉も遅く、伝えたい意思をまだ上手く届けられないためなのか、1日の1/3はイヤイヤ言ってますw
3歳の息子の時に経験したイヤイヤ期は「なんだこんなものか」と言った感想でしたが・・・
本物のイヤイヤ期がまさかこれほどまでにヘビーだったとは
イヤイヤ期を少しでも楽に乗り越えたければ、親子でベビーサインを習いましょう!
親子の絆がとても深まる
親子で一緒に教室に通いながらサインを覚えていくなかで、スキンシップの時間が増えるので親子の絆も深まります。
赤ちゃんにとっても、ママやパパと一緒に何かを覚えるということはとても新鮮な体験。
ママとパパの覚えが悪いと子供の方が先に覚えちゃったりもするよ
育児がより楽しくなる
ベビーサインはまだうまく話せない我が子と意思疎通がはかれるので、便利なこと以上にとても楽しいと感じます。
例えば息子が頻繁に使うサインの一つに、「おいしい」というジェスチャーがあります。
息子はこれを少し間違えて覚えており、通常はほっぺをタッチで「おいしい」という表現になるのですが、息子は頭をタッチし「おいしい」を表します。
食事中うっかり「おいしい?」と聞いてしまい、息子の髪の毛が米粒だらけになってしまった事も!
日常会話くらいならベビーサインでだいたいの意思疎通をはかれます。
ベビーサインは育児が楽しくなると同時に、育児が楽になります。
月齢が近いお友達とのスキンシップ
幼稚園や保育園、本格的な習い事などを始める前にベビーサインの教室に通わせることで、自分以外の赤ちゃんの存在に興味をもち始めます。
1歳〜2歳頃ではまだまだ一人遊びがメインですが、教室で遊んでいるおもちゃをベビーサインの「どうぞ」や「ありがとう」をまじえてお互いシェアしあったり、しなかったり 笑
とにかく月齢が近いお友達と触れ合う、大切な時間になることは間違いありません。
話し言葉の習得に好影響がある
「ベビーサインを覚えると言葉が出るのが遅くなる」と聞いたことがありますが、我が家の息子に限っては全くそのようなことはなく。
むしろめちゃくちゃ言葉が早かった!
「じょうずじょうず」「いぬ」「ぶらんこ」「おすなば」など、サインで覚えたらそのままスムーズに話し言葉に繋がります。
サインを覚えさせる過程や、サイン使用時には、言葉を添えてジェスチャーするため、自然とその言葉を口にするようになります。
赤ちゃんの健康と安全管理に役立つ
言葉が話せない赤ちゃんは、痛かったり、お腹が空いたり、悲しかったり、何か伝えたいことがあってもただ泣くことしかできません。
サインを覚えていれば、例えば「おっぱい」だったり「いたいいたい」というジェスチャーが通じるので、泣いている原因がわかり、早急な対処に繋がります。
そこは「あつい」から触っちゃダメ! など、
なぜそれがダメなのかサインを通して伝える事が出来るので事故防止にも役立ちます。
ベビーサインの教室にパパも通ってみた感想
嫁が2人目の出産を終えたばかりで入院していたタイミングで、一度だけ私が代役で息子と近所のベビーサイン教室に参加したことがあります。
家の近所で行われているベビーサイン教室は、少し大きめの普通の一軒家の一室といった感じ。
教室内の雰囲気は、おもちゃや絵本、子ども達がママと一緒に作った創作物などが置かれた、いかにも赤ちゃんが好みそうなキッズスペースのような空間。
部屋の奥に大きなホワイトボードがあり、その日に習う新しいベビーサインのジェスチャーカードが貼られていました。
息子は人見知りなので、最初は私にべったりくっつき離れず、だけど徐々に慣れてきたのか、次第には好き勝手遊んでいました。
周りがママだらけでパパは私一人だけ!むしろ私の方こそ人見知りで肩身がせまい思いでした
受講時間は1時間ほど。
先生1人に対して、生徒の数は我が家を含めた5組の親子です。
最初は軽い自己紹介から始まり、お歌を歌ったり、創作おもちゃを作って遊んだり。
徐々に慣れてきたところで、いよいよベビーサインの授業が始まります。
親子1組になって、その日習ったベビーサインを発表し合う場面がありました。
息子は一切授業には参加せずに遊びまわっており、結局私一人で発表会をするハメに・・・恥っ
全問正解出来て100点をもらいました 笑。
大人になってから100点をもらえる機会なんてなかったから嬉しかったなw
先生との交換ノートのやりとりもあり、ベビーサインを通じての心配事など、育児にまつわる相談やアドバイスが貰えます。
息子が最近あまりサインを使わず困っています
という悩み事に対し、先生からのお返事がこれ
子供がベビーサインで知らせようとしている物事を、サインより先にママとパパが先回りして伝えてしまっているせいではないでしょうか?
過干渉につながる先回り育児はあまり良くないので少し反省しなければなりませんね。
そんなこんなで授業は終わり!あっという間の1時間20分でした。
初めてという事もあり、私の方が気疲れしてしまいましたが、息子は終始リラックスして自由に遊んでいました。(いつもこうなのかこいつ?)
実際に参加してみて感んじたベビーサイン教室へ通うメリットは、
月齢が近い赤ちゃんを抱えるママ同士で相談しあえる場であったり、赤ちゃんとのコミュニケーションの悩みを先生に相談できたりと、1人目の育児に「大変心強いコミュニティの場」が得られるということ。
ベビーサインを覚えるメリットまとめ
- 早くから赤ちゃんと意思疎通がはかれる
- イヤイヤ期が少しだけ楽になる
- 親子の絆がとても深まる
- 育児がより楽しくなる
- 月齢が近いお友達とのスキンシップ
- 話し言葉の習得に好影響がある
- 赤ちゃんの健康と安全管理に役立つ
ベビーサインは全国各地のベビーサイン教室で習うことができますが、「教室に足を運ぶ時間が取れない」、「自分の時間で覚えたい」という方には、本や漫画がおすすめ!
ベビーサインを覚えることで、我が子の発育と成長の助けになるばかりか、子育ての助けになるのでママ(パパ)の負担も軽くなります。
新しいサインを覚えてどんどん成長していく我が子の姿にも感動しますが、覚えたてのサインを嬉しそうに使う姿は本当に愛おしいです。
徐々に言葉を覚えていく過程で、次第にベビーサインは役割を失い、そのうち全く使われなくなります。
今この瞬間の我が子の姿を、目に焼き付けていこうと思います☆
こちらの記事も読まれています
コメント