パパも子供の付き添い入院を体験!本当に大変だった入院生活の実態

ほほなっつ

どうも!ほほなっつ(@mahi_x2)です。

娘は生まれつき心臓に疾患があり、生後5ヶ月になって根治手術を受けました。

手術は無事終わり、2、3週間の入院を経て退院。

娘が入院している間、我が家では嫁が付き添い入院を、私は嫁の実家で2歳になる息子とお留守番生活。

狭い入院スペースには、子供と添い寝をするにしても小さくて硬いベッドと、パイプ椅子が一脚…

付き添い入院は、体力的にも精神的にも本当に辛いみたいですね!

嫁にばかり負担をかける訳にはいかないと、 パパも付き添い入院を体験して見る事に!

そして実際に体験してみた結果…

大変すぎて1日目で風邪をひきました!

ほほなっつ

日中はずっと抱っこだし、夜はミルクと夜泣きで眠れないし…ごっそり体力削られた!

私の体験を元に、本当に大変だった付き添い入院の実態をお伝えします。

目次

付き添い入院のここが大変!

娘の病室は6人相部屋!手術前後の子供達が入院する事になる、いわゆる小児外科の病棟。

お隣さんとはカーテンで仕切られており、与えられた空間は小児用ベッドで2/3のスペースが埋まるほど狭いスペース。

相部屋には、トイレと洗面台とシャワー室が1つだけ設けられており、共同で使っていく事になります。

冷蔵庫は有料!スマホの充電は原則禁止

長い入院生活において、冷蔵庫の使用はマスト! にもかかわらず、冷蔵庫の使用は有料。

娘が入院していた大学病院は、テレビカードと呼ばれるカードがあり、カードにお金を入れておけば、それで冷蔵庫の使用はもちろん、売店などでも使えるPASMOの様な役割を担ってくれました。

地味に痛かったのは、病室ではスマホの充電が原則禁止だった事!

付き添い入院期間中、スマホを自由にいじれる時間はそうありませんが、何もしなくても充電はみるみる減っていくもの。

嫁が付き添い入院をしているターンの時は、毎朝私が病院へ、充電された携帯充電器と昼食を届けてから会社に行くのが日課でした。

行動範囲がせまい!閉塞感MAX!

入院中は24時間の点滴、抗生剤、心電図、ペースペーカーなど、娘の身体にはありとあらゆる管やコードが付けられていました。

下手に抱っこするとコードがす〜ぐにからまって鬱陶しい!

無理に引っ張ると痛そうだし…でもひたすら抱っこしてなきゃいけないから、コード類が絡まらないように片手に巻きつけながら抱きかかえました。

コードで動ける範囲が制限されているので、基本的には一箇所に突っ立ってひたすら抱っこでゆーらゆら!

ほほなっつ

四六時中この狭い空間でひたすら抱っこ、体力的にも精神的にもまいっちゃうよねー。

ベッドは狭くて硬い!とにかく眠れない!

付き添い入院なので、親も子供と一緒に寝る事になります。

私はてっきり、簡易ベッドを出して貰えるのかと思っていましたが、実際には柵のついた小児用ベッドがただ1台。

このベッド、硬くて狭いんです!

大人一人で寝るにしてもギリギリ! ここで体中管だらけの娘と添い寝なんて…どうやるの!? 笑。

ベッドの柵は転落防止のために必ずあげておかなければならない為、狭い箱の中に押し込められてる圧迫感で中々寝付けず…

狭いだけならいざ知らず、ベッドは体育館のマットの様にとにかく硬い!

1日過ごしただけで体中バッキバキ!

文句ばかりになっちゃいましたが、このベッドはもう少し改善してもらわないと身体が保たないよ!

入院後半は点滴が外れ、娘は3時間おきにミルクで栄養を補給。どんなに熟睡していても起こして飲ませます。

ひたすら抱っこして、ようやく寝てくれたと思ったら、1時間後にはミルクとお薬の時間なんて事もしばしば!

食事、シャワー、買い物のタイミングが難しい!

付き添い入院期間中、大人の食事は一切出ませんでした。

ほほなっつ

有料でもいいから出ないの?

出ません!付き添い人は病人ではないので、病院から食事が提供される事はないそうです。

食事は子供が寝ている隙か、難しければ看護師さんに預けて、その間素早く事を済ませる必要があります。

私が付き添い入院をしている間、基本的に子供がベッドに寝ている時間なんてありませんでした。

常に抱っこ! それでもグズっているのに、ベッドに置くなんて考えられなかった 笑。

食事をとる時は、ナースコールを押して看護師さんに知らせます。

看護師さんがつきっきりで見ていてくれると言うよりは、ちょくちょく様子を見に来る程度。

他にもたくさんの患者さんから目が離せませんからね、仕方ありません。

ギャンギャン泣き叫ぶ我が子を病室に残し、食堂でサッと食事を流し込んで大急ぎで戻ります。

付き添い入院期間中、食事ですら休憩のうちには入りません!トイレも然り。

日々の食事は、どうにかして買い出し時間を作り、そこで日持ちするカップ麺やら菓子パンやらを買い溜めしてしのぐ事になります。

院内ではシャワーを借りる事も出来ます。しかし、入浴時間が決められており、入浴中、看護師さんに子供を見ていてもらわなければなりません。

特に平日の夜になると、当直の看護師さんの人数は激減! 預けるのも申し訳なくなるので、朝方、スタッフの人数が増えた頃にシャワーを浴びました。

12歳未満の面会禁止

小児病棟の多くは、感染症予防のため12歳未満の子どもは面会できない場合が多く、病棟内への立ち入りさえ許可されないことも。

結果、入院期間中は、嫁と上の子がまったく会えない期間が続き、会えたとしても付き添い交代の合間のみ。

これは2歳の息子にとってはかなり負担! 入院初期はママに会えなくても我慢していた息子も、後半は突然夜泣きするようになったり、私が仕事に行くのも嫌がったり。

そりゃ寂しいよね〜、まだ2歳だもの。

付き添い入院で準備しておくと良い物

子供との入院生活、準備しておかなければならない物も意外と多い!

実際に付き添い入院をしてみて、我が家が準備した物、あると便利だった物を紹介します。

※持ち物は、1歳未満の子供との入院生活を想定しています。

必ず準備しておく物
  • 哺乳瓶、殺菌セット
  • スプーン、フォーク、コップ
  • 着替え、パジャマ(親子ともに)
  • タオル大、小
  • 洗面用品
  • 歯ブラシセット
  • オムツ、ガーゼ
  • ウェットティッシュ、おしりふき
  • BOXティッシュ
  • こどものおもちゃ
  • 飲料、軽食

哺乳瓶は最低二本は準備しましょう。片方使っている間に、片方を殺菌消毒しておきます。

娘のミルクは病院側で用意していただきました。

離乳食や、普通の食事が食べられる子供の場合、普段お家で使っているスプーンやコップがあると、子供が安心して口をつけてくれます。

子供の着替えは多く準備!汗で濡れたり、場合によっては嘔吐物などで汚れる為、いくつあっても足りなくなる事も。

子供のおもちゃと絵本は必須!

退院するまで、子供はひたすら何もない病室の中で過ごす事になります。大人でさえ退屈でまいってしまいそうになる中、子供の受けるストレスはそれ以上!

少しでも気が紛れるおもちゃと絵本は必ず準備しましょう。

娘が入院した大学病院の小児外科病棟は、フロア内に大きなキッズスペースが設けられていました。

ほほなっつ

娘はまだ0歳なので、キッズスペースで遊ぶ事はなかったけど、入院している子供たちにとっては日々のストレスから解放出来る場所だね!

あると便利な物
  • スリング
  • 携帯充電器
  • 本、漫画
  • イヤホン
  • 洗顔シート、身体拭きシート

テレビやスマホで動画をみるときなど、イヤホンがあると便利です。

また、付き添い人は原則、自由に入浴はできないことが多いので、さっとからだを拭けるようなシートがあると、少しさっぱりできるのでおすすめ。

部屋でスマホが充電出来ないので、携帯充電器は欲しいところ、それと空いた時間に楽しめる本もあると、スマホの充電の節約に繋がります。

子供がスリングを嫌がらなければ、病室で使う事をおすすめします。 我が家も日中の抱っこはスリングに入れて抱えてました。

スリングは両手が空く分、体にかかる負担がだいぶ軽減されますよ!

まとめ

今回初めて子供の付き添い入院を体験してみた率直な感想は、家での育児と比べ物にならないほどハードだったという事。

それともう一つ感じた事は、24時間子供に付き添う親が、それほどいなかったという現実。

日中は付き添い、夜は看護師さんに預けて帰宅される方も多くいました。

夜残された子供は、心細いのか頻繁にナースコールを押したり、中々寝付けない様子だったり。中にはナースコールを鳴らしすぎて叱られている男の子も…

可哀想だけど、必ずしもみんなが24時間付き添う事が出来る訳ではないという事ですね。

こうした現実の中、看護師さんにのしかかる負担も、とても大きなものだと肌で感じました。

入院している子供も、子供に付き添う親も、働いているスタッフも、みんなが大変なんだという事を、改めて知る事ができた付き添い入院でした。

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