今回紹介したいオージープランツは『アデナンサス ウーリーブッシュ』
オージープランツ界の癒し系こともふもふふわふわのアデナンサス。わが家でも3種類のアデナンサスを育てていますが、そのうちの1種、アデナンサス ウーリーブッシュは丈夫で育てやすく、成長も早いため初心者にも育てやすいオージープランツです。
また、なんと言っても触り心地が素晴らしく、もふもふふわふわの葉はどれだけ触れていても飽きません。
この記事では、『アデナンサス ウーリーブッシュ』特徴と成長記録を紹介しています。
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アデナンサス ウーリーブッシュの成長記録

お迎えして4,5年ほど経つアデナンサス ウーリーブッシュ。本当はこれの倍くらいの高さまで育っていたのですが、流石に大きくなりすぎたためこの写真を撮る半年ほど前に全体の半分ほど切り戻しました。
アデナンサス ウーリーブッシュは成長が早く直立に真っ直ぐ伸びる性質があり、鉢植えであれば1年でおおよそ30㎝ほど伸びます。

脇芽もどんどん出てくるため、放っておくとあっという間にわたあめのようなシルエットになってしまいます。


水草のような見た目の葉には細かい産毛(トリコーム)がぎっしり生えており、これが光に照らされると株全体が輝いて見えるほか、触れれば極上の羽毛のような触り心地。

幹もずいぶん逞しくなりました。
かれこれ半年以上鉢増しを行えておらず、おそらくすでに根っこはパンパンです。
お迎え当時の様子

お迎え当時はこんなにちんまりフォルムでした。近所の園芸店で500円ほどで売られていた株を連れ帰りました。
アデナンサス ウーリーブッシュの特徴と育て方

| 学名 | Adenanthos sericeus woollybush |
| タイプ | ヤマモガシ科のアデナントス属 |
| 樹高 | 1m~5m |
| 葉張り | 1m |
| 開花期 | 10月~3月 |
| 日照 | 日向〜半日陰 |
『アデナンサス セリセウス アルバニー ウーリーブッシュ』は西オーストラリア原産の常緑低木で、ライムグリーン色の繊細な葉をたくさん茂らせたモフモフの姿がウーリー(羊毛)のような見た目が特徴。その独特な見た目と質感から人気のオージープランツです。
もふもふふわふわの葉が人気の植物ですが、花は地味です。細長い、赤いチューブ状の花が春に咲きます。
花芽のイメージ

成長すると1mから最大5mのほどの高さに達し、西オーストラリア出身でありながらも日本で植栽に使われるほど丈夫な品種で、潮風にも耐えます。
過湿に注意したいところですが、ある程度大きく育った株であれば地植えで育てることも可能です。
また長く伸びた枝は切り枝としても流通し、フラワーアレンジメントとしても人気。
ドライフラワーにしても楽しめます。
切り花で収穫した様子

耐寒性もある程度あり、関東以南の太平洋側なら戸外で冬越しできます。
暑さにも強く、日光を好む性質があるため基本的には1日中日の当たるポイントで育ててあげるのがベストです。
一般的に病害虫にも強く、オージープランツの中では初心者にも安心してお勧めできる品種になります。
育てる環境
わが家の栽培環境は千葉県の比較的温暖な地域で、夏の最高気温は38度、冬の最低気温は-3度ほど(年に1〜2回あるかないか)の環境で、北風の当たらない南向きの庭、もしくは軒下にて育てています。
わが家では、アデナンサス ウーリーブッシュを1日中日の当たる南向きの軒下で育てています。
アデナンサス ウーリーブッシュは風通しが良く、1日中日の当たる環境でよく育ちますが、夏場の高温多湿は苦手とします。
軒下や遮光シートの使用など、夏は暑さや強すぎる日差しや雨から守れる環境であると安心して育てることができます。
冬の寒さには比較的強く、霜や寒風にもある程度(-3°くらいまでが目安)耐えます。少量の積雪であれば問題ありませんが、何日も雪に覆われたりすると枝が折れることもあります。
アデナンサス ウーリーブッシュの栽培でおすすめなのは鉢植えですが、条件がそろえば地植えで育てることも可能です。
わが家ではアデナンサス ウーリーブッシュの他にアデナンサス カヴィとアデナンサス ルーラタンを育てており、3種とも性質は似ていますが、カヴィは地植えで管理。ルーラタンは鉢植えで、軒下ではなく屋外で管理しています。
用土
アデナンサス ウーリーブッシュは深く砂質で水はけの良い土壌を好み、pHは5~6の弱酸性が適しています。
オージープランツの土の配合では、鹿沼土をメインに赤玉土、軽石、ピートモス、堆肥などのブレンドが定番ですが、
わが家では、アデナンサスをはじめオージープランツ(一部例外あり)の土には市販の培養土をベースで使うことが多いです。
わが家が使っているベースの培養度
上記の培養土をベースに、鹿沼土、軽石(パーライト、日向土)、ベラボンなどを適宜配合した土を使用。
西オーストラリア出身の植物ですので、軽石やパーライトなどの比率を気持ち多くした水捌け重視の配合がおすすめかと思います。
水やり
アデナンサス ウーリーブッシュへの水やりは、鉢植えであれば土の表面がやんわり乾いたタイミング、もしくは鉢を持ち上げてみて少し軽くなったと感じたタイミングで与えると良いです。
水を好む植物であること、特に花芽を形成するタイミングと花芽を膨らませているタイミングは普段に増して水を欲しがるため、土が湿っていようと毎日灌水を行うようにしています。
肥料
アデナンサス ウーリーブッシュの魅力は花よりこのもふもふの葉だと私個人は思いますので、葉のハリ艶と青々とした色味を保つためにも生育期に定期的な追肥が欠かせないと考えています。
使っている肥料はこちら
固形肥料に『両筑プランツショップ』のリン酸をほとんど含まない「グレヴィレア バンクシア専用肥料」をチョイス。
この肥料はその名の通り「プロテオイド根」をもつ一部ヤマモガシ科の植物にも安心して与えることができる配合で作られています。
固形肥料のほか、春と秋には1週間に1度のペースで、リン酸成分の高くない芝用の液肥と近年話題のバイオスティミュラント活力剤を併用して与えています。
アデナンサス ウーリーブッシュは栄養が不足すると葉色が黄色くなったり花芽がつかなかったりと、そのサインが顕著に現れます。
また、暑い夏、寒い冬を乗り切るためにも活力剤の散布も心強い味方となるので、アデナンサスの栽培には積極的に使っていきたいアイテム達です。
剪定
通常の剪定と言えば開花後の剪定と、生育を促進するための剪定がありますが、アデナンサス ウーリーブッシュにおいて開花後に剪定するイメージはあまりなく、伸びすぎた枝を落としたり込み入った枝を落としたりなど、樹形を整えるための剪定が主になります。
開花後の剪定
- 開花が終わったら、任意の位置で切り戻し(剪定)します。
- これにより、翌年の開花に向けた準備を整えることができます。
生育促進のための剪定
- 伸ばし放題にしてしまうと花芽がつきにくいことがあります。
- 1年に数回、剪定することで、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
- 剪定によって株の生育を調整し、花をたくさん咲かせるように促すことができます。
アデナンサス ウーリーブッシュは生育旺盛につき、枝が真っ直ぐにぐんぐん伸びます。その過程で脇芽もたくさん出すので株全体がもっさりした状態に。
風通し確保のためにも不要な脇芽はこまめに取り除いてあげると良いです。
基本どこで切っても大丈夫です。強剪定にも耐えてくれますし、深く切り戻してもすぐに元通りのボリュームに戻ります。
アデナンサス ウーリーブッシュを実際に育ててみた感想
お迎え当時は西オーストラリア出身の植物だからと警戒しながら育てていましたが、生育旺盛で水を欲しがるタイミングも掴みやすく、暑い夏も寒い冬も基本ノーガードで問題なく育ってくれています。
地味ながらも毎年花も咲かせてくれますし、なによりこのもふもふふわふわの葉には本当に癒される毎日です。
地植えできるくらいタフな植物だという印象に変わりましたが、雨晒しの管理でこのもふもふの葉がカサカサにしてしまうわけにはいきませんので、わが家では引き続き鉢植え軒下管理で育てていくつもりです。













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