今回紹介したいオージープランツは『アデナンサス ルーラタン』
ルーラタンは一見するとアデナンサスウーリーブッシュのような見た目で、もふもふふわふわなオージープランツです。
違いと言えば葉色。ウーリーブッシュの方は青々しく爽やかなライムグリーンなのに対して、ルーラタンは銀葉で葉先がほんのり赤くなるのが特徴。
一般的に広く流通してる方がウーリーブッシュで、あまり見かけないのがルーラタンです。
生育の特徴は、ウーリーブッシュの方が旺盛ですくすくとお大きくなるのに対して、ルーラタンの方がややゆっくりな印象。
この記事では、『アデナンサス ルーラタン』特徴と成長記録を紹介しています。
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アデナンサス ルーラタンの成長記録

今現在日本で流通しているアデナンサスは全部で5種類あり、そのうちの1種がこのルーラタンです。
存在は知っていましたが実際に目にするまで一切興味がなくスルーしていたのですが、園芸店で見かけて一目惚れしました。
もふもふふわふわなのはアデナンサスの当たり前なのですが、このルーラタンは銀葉に葉先がほんのり赤色と、とにかく美しい見た目をしています。
見て良し触れてよしとくればもうお迎えするしかないでしょう。
価格帯は普及品種のウーリーブッシュに比べて一回りお高いイメージです。そしていつでも出会えるかというとそうでもなく、一旦出会いを逃すと次いつ会えるかわからないくらいには希少な品種です。
突然の予期しない出費ではありましたが、今では庭のお気に入りプランツの仲間入りを果たしているので悔いはなしです。

写真で見る以上に実物は息を呑む美しさです。
地植えで育てるか鉢植えで育てるか悩ましいところではありますが、ひとまずわが家では鉢植えで管理でゆっくり生育する様子を楽しもうと思います。
アデナンサス ルーラタンの特徴と育て方
| 学名 | Adenanthos lauratan |
| タイプ | ヤマモガシ科のアデナントス属 |
| 樹高 | 1.5m |
| 葉張り | 1.5m |
| 開花期 | 10月~3月 |
| 日照 | 日向〜半日陰 |
『アデナンサス ルーラタン』は原産地が西オーストラリアの常緑低木で、ヤマモガシ科、アデナンサス属に分類されるアデナンサスの園芸品種です。
柔らかくふわふわな触り心地の良い葉が特徴のアデナンサスですが、ルーラタンはシルバーがかった明るいグリーンの葉で、気温が低くなるにつれて葉先がグレイッシュな赤へと変化する品種です。
冬のルーラタンの葉先

冬〜春にかけて花も咲きますがとても地味です。細長い、赤いチューブ状の花が咲きます。
成長すると縦幅1.5mほどになるそうですが、この品種の大きい株を私自身見たことがありません。
過湿に注意したいところですが、ある程度大きく育った株であれば地植えで育てることも可能です。
また長く伸びた枝は切り枝としても流通し、フラワーアレンジメントとしても人気。
ドライフラワーにしても楽しめます。
育てる環境
わが家の栽培環境は千葉県の比較的温暖な地域で、夏の最高気温は38度、冬の最低気温は-3度ほど(年に1〜2回あるかないか)の環境で、北風の当たらない南向きの庭、もしくは軒下にて育てています。
わが家では、アデナンサス ルーラタンを1日中日の当たる南向きの屋外スペースで育てています。
アデナンサス ルーラタンは風通しが良く、1日中日の当たる環境でよく育ちますが、夏場の高温多湿は苦手とします。
軒下や遮光シートの使用など、夏は暑さや強すぎる日差しや雨から守れる環境であると安心して育てることができます。
冬の寒さには比較的強く、霜や寒風にもある程度(-3°くらいまでが目安)耐えます。少量の積雪であれば問題ありませんが、何日も雪に覆われたりすると枝が折れることもあります。
アデナンサス ルーラタンの栽培でおすすめなのは鉢植えですが、条件がそろえば地植えで育てることも可能です。
わが家ではアデナンサス ルーラタンの他にアデナンサス カヴィとアデナンサス ウーリーブッシュを育てており、3種とも性質は似ていますが、カヴィは地植えで管理。ウーリーブッシュは鉢植えにして軒下で管理しています。
用土
アデナンサス ルーラタンは深く砂質で水はけの良い土壌を好み、pHは5~6の弱酸性が適しています。
オージープランツの土の配合では、鹿沼土をメインに赤玉土、軽石、ピートモス、堆肥などのブレンドが定番ですが、
わが家では、アデナンサスをはじめオージープランツ(一部例外あり)の土には市販の培養土をベースで使うことが多いです。
わが家が使っているベースの培養度
上記の培養土をベースに、鹿沼土、軽石(パーライト、日向土)、ベラボンなどを適宜配合した土を使用。
西オーストラリア出身の植物ですので、軽石やパーライトなどの比率を気持ち多くした水捌け重視の配合がおすすめかと思います。
水やり
アデナンサス ルーラタンへの水やりは、鉢植えであれば土の表面がやんわり乾いたタイミング、もしくは鉢を持ち上げてみて少し軽くなったと感じたタイミングで与えると良いです。
水を好む植物であること、特に花芽を形成するタイミングと花芽を膨らませているタイミングは普段に増して水を欲しがるため、土が湿っていようと毎日灌水を行うようにしています。
肥料
アデナンサス ルーラタンの魅力は花よりこのもふもふの葉だと私個人は思いますので、葉のハリ艶と青々とした色味を保つためにも生育期に定期的な追肥が欠かせないと考えています。
使っている肥料はこちら
固形肥料に『両筑プランツショップ』のリン酸をほとんど含まない「グレヴィレア バンクシア専用肥料」をチョイス。
この肥料はその名の通り「プロテオイド根」をもつ一部ヤマモガシ科の植物にも安心して与えることができる配合で作られています。
固形肥料のほか、春と秋には1週間に1度のペースで、リン酸成分の高くない芝用の液肥と近年話題のバイオスティミュラント活力剤を併用して与えています。
アデナンサス ルーラタンは栄養が不足すると葉色が黄色くなったり花芽がつかなかったりと、そのサインが顕著に現れます。
また、暑い夏、寒い冬を乗り切るためにも活力剤の散布も心強い味方となるので、アデナンサスの栽培には積極的に使っていきたいアイテム達です。
剪定
通常の剪定と言えば開花後の剪定と、生育を促進するための剪定がありますが、アデナンサス ルーラタンにおいて開花後に剪定するイメージはあまりなく、伸びすぎた枝を落としたり込み入った枝を落としたりなど、樹形を整えるための剪定が主になります。
開花後の剪定
- 開花が終わったら、任意の位置で切り戻し(剪定)します。
- これにより、翌年の開花に向けた準備を整えることができます。
生育促進のための剪定
- 伸ばし放題にしてしまうと花芽がつきにくいことがあります。
- 1年に数回、剪定することで、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
- 剪定によって株の生育を調整し、花をたくさん咲かせるように促すことができます。
アデナンサス ルーラタンは成長の過程で脇芽をたくさん出すので株全体がもっさりした状態になりやすく、風通しが悪くなりがちです。
風通し確保のためにも不要な脇芽はこまめに取り除いてあげると良いです。
基本どこで切っても大丈夫です。強剪定にも耐えてくれますし、深く切り戻してもすぐに元通りのボリュームに戻ります。
アデナンサス ルーラタンを実際に育ててみた感想
銀葉で葉先がほんのり赤く染まる姿がとても美しいアデナンサス ルーラタン。
日本で流通するアデナンサスの中では比較的新しい品種につき、まだまだ流通は多くありません。
ひと目見たらその美しい姿と癒しの触り心地にお迎えせずにはいられなくなるはずです。












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