今回紹介したいバンクシアは『バンクシア バーデッティ』
バーデッティは切り花としても人気の高いオレンジバンクシアの一つ。
私自身、初めて切り花で購入した思い出深いバンクシアです。
今回は切り花ではなく、珍しく花芽付きの苗を見かけたのでお迎えしました。
この記事では、『バンクシア バーデッティ』の特徴と育て方・成長記録を紹介しています。
バンクシア バーデッティの成長記録

珍しく花付きの苗を見かけたので迷わず購入したのがこちらのバーデッティ。
通常種から育てて4〜5年で開花を迎えると言われているこの品種、日本で1年管理することの難しさを考えると最初から花芽付きというのは相当お得感があります。
お迎えした苗は6号鉢に植えられているものの、「これで花が咲くの?」と不安になるほどひょろっとした細い茎の1本立ち。


心配をよそに花芽はみるみる膨らみ、約2ヶ月かけて切り花でよく見かけるバーデッティの姿に。
姿形は立派なバーデッティですが、サイズは一回り小ぶりです。
それもそのはず、花を支える幹がこの時点で直径1cmにも満たないので、頭が重すぎて支柱なしではいられません。

上から見下ろすと花の中央部分はクレーター状にぽっかり穴が空いているのがわかります。

お好みのタイミングで切花として収穫しました。
サイズは小ぶりですが、花の色・形は素晴らしく、何よりしっかり咲ききってくれたことが嬉しいです。
剪定と同時に一回り大きい鉢(7号)へと植え替えました。
花後剪定から1年経過

翌年の晩春、成長点の至る所から新芽が伸びてきました。
2年目の開花も期待していたのですが、この様子から見るに今シーズンの開花はないでしょう。
成長が落ち着いたタイミングで少し枝を間引かないことには3年目の開花も難しいかもしれません。
バンクシア バーデッティの中苗は滅多に出回りませんが、小苗であれば『四国ガーデン』さんのネットショップにて稀に販売されています。
バンクシア バーデッティの特徴とわが家の管理方法
| 学名 | Banksia burdettii |
| タイプ | ヤマモガシ科 |
| 原産地 | オーストラリア西部パース北部 |
| 耐寒気温 | -5℃前後 |
| 開花期 | ー |
| 日照 | 日向むき |
バンクシア バーデッティ(バーディッツ・バンクシア)は、オーストラリア西部のパース北部が原産。
オレンジとクリームのツートンカラーが魅力的な品種で、アシュビーやプリオノートに並ぶ人気の高いオレンジバンクシアの一つです。
お花の参考イメージ

育てる環境

わが家の栽培環境は千葉県の比較的温暖な地域で、夏の最高気温は38度、冬の最低気温は-3度ほど(年に1〜2回あるかないか)の環境で、北風の当たらない南向きの庭、もしくは軒下にて育てています。
西オーストラリア出身のバンクシア栽培で意識したい4つのポイントが
- 水のバランス
- 日当たり
- 風通し
- 涼しく
わが家では、バンクシア バーデッティを日当たりのいい軒下最前列で育てています。
産毛だらけの葉は暑さと蒸れに弱そうなので、夏はサーキュレーターを回して風を送り風通しよく、さらに遮光シートをかけて涼しく管理しています。
冬は根を凍らせないことを意識して日中の暖かい時間に灌水。わが家では軒下管理なので冬はノーガードです。
バーデッティの管理の仕方でおすすめなのがやはり鉢植え管理になります。
本国オーストラリアの記事を読み漁るに“夏の湿度の高い地域ではうまく育たない”と記載通り、日本での地植えはかなりリスキーなチャレンジ。
当面の間わが家では鉢管理で育てていくつもりです。
用土
バンクシア バーデッティは深く砂質で水はけの良い土壌を好み、pHは5~6の弱酸性が適しています。
わが家では、硬質鹿沼土と硬質赤玉土の小粒をベースに、市販の培養土と軽石(パーライト、日向土)、ベラボンなどを配合した水捌けのいい土を使用。
余分な水分を溜め込まないようやや小さめの鉢で管理しているのですが、冬以外は水を欲しがる様子で、花芽をつけてからはとにかくよく乾きます。
水やり
バンクシア バーデッティの水やりは、土の表面がやんわり乾いたタイミング、もしくは鉢を持ち上げてみて少し軽くなったと感じたタイミングで与えています。
水きれは深刻なダメージを与えます。
とくに夏場は1日で乾いてしまうため水切れに十分注意しながらも、日中の水分量が多くならないよう気をつけながら水を与えています。
肥料
バンクシア バーデッティの固形肥料には『両筑プランツショップ』で購入した、リン酸をほとんど含まない「グレヴィレア バンクシア専用肥料」を定期的に与えています。
この肥料はその名の通り「プロテオイド根」をもつバンクシアにも安心して与えることができる配合で作られています。
固形肥料のほか、春と秋には1週間に1度のペースで液肥とバイオスティミュラント活力剤を併用して与えています。
剪定
花後に切り戻し剪定を行うと、新しい成長と花が咲きやすくなるそうですが、この品種はリグノチューバを持たないため、葉を残さないような強い剪定はリスキーです。
軽い剪定に対する動きは早く、切れば切るほどボリュームも出やすくなります。
わが家では花後に全体の半分ほど枝を切り落としたのですが、その後無事に新芽が展開。
生育が旺盛になる5月頃から夏にかけて成長点が膨らみ、茎や葉の付け根からさらに枝数を増やし続けています。
バンクシア バーデッティを実際に育ててみた感想
とにかく花が目をひきます。可能であればこの花を毎年収穫できればいいのですが、例に漏れず西オーストラリア出身のバンクシアなので栽培難易度は高めです。
水を切らさず、高温期には余分な水分を溜め込まないようにすること、
日当たりと風通しの良いところで管理すること。
このポイントをおさえつつ、2度目の開花の瞬間に立ち会えるようじっくり育てていこうと思います。











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