今回紹介したいグレビレアは『グレビレア キングスレインボー』
キングスレインボーは繊細な細い葉と黄色と赤の2色咲きのように見える花が美しい品種です。
日本の環境でも育てやすく、地植えでロックガーデンのシンボルツリーにしてみたり、コンパクトにまとまる性質を活かしてベランダガーデニンにもおすすめです。
この記事では、『グレビレア キングスレインボー』の育て方と成長記録を紹介しています。
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グレビレア キングスレインボーの成長記録
オージープランツを集め始めた最初の年の冬に、グレビレア キングスレインボーをお迎えしました。
選んだ理由は花付きの良さと1年中花を咲かせる四季咲き性から。

同郷のスピリットオブアンザック(画像右側)と共にお迎え。
葉の雰囲気が似ておりますが、スピリットオブアンザックの方がややワイドな切り込みの葉なのに対して、キングスレインボーの方が細く尖った印象です。
四国ガーデンさんよりお迎えした苗は5寸にも満たない小さなポットに植えられた株でしたが、

なんとすでに小さいながらも花芽をつけておりました。花付きが良い品種というのにも納得です。

ルーツポーチ1ガロンに植え替えて間もなく開花。思ったよりもずっと早くキングスレインボーの花を見ることができました。

キングスレインボーの花は赤と黄色のツートンなのが特徴で、見てて元気がでるビタミンカラーです。
お迎えしてから1年経過

1年で株のサイズも花芽の数も見違えるように成長しました。ルーツポーチは2ガロンへ鉢増し。
わが家ではオージープランツの鉢にルーツポーチを使うことが多くあります。
ルーツポーチを選ぶメリットは幾つがあり、ここでは割愛しますが一つはそのまま半地植えみたいなことができる点です。
上の画像のようにルーツポーチのまま庭に仮植え。そのまま定植しても良し、飽きたら抜いてまた鉢植えで育てるのも良し。
しばらく植栽として楽しんだ後、現在は軒下管理に移して育てています。

雪に埋もれた日の夜に撮影したキングスレインボー。
このくらいの雪であればへっちゃらです。キングスレインボーの耐寒性は高いようです。

1年中花を咲かせてくれるキングスレインボーは庭のどこに置いても存在感があり、庭を明るく照らしてくれる存在です。
グレビレア キングスレインボーの特徴と育て方
| 学名 | Grevillea ‘Kings Rainbow |
| タイプ | ヤマモガシ科グレビレア属 |
| 樹高 | 2m |
| 葉張り | 2m |
| 開花期 | 四季咲き |
| 日照 | 日向〜半日陰 |
グレビレアは主にオーストラリアに360種が分布する常緑低木です。
キングスレインボーは、繊細な細い葉と、2色咲きのように見える花が特徴。
歯ブラシのような形状をした大きな花を長く咲かせ、成熟するにつれて色が変化し、クリーミーな白、サンセットピンク、鮮やかな赤が同時に織りなす美しい花を咲かせます。
花付きが非常に良く、四季咲性であることも魅力です。
花芽のイメージ

樹高幅共に地植えした場合でも最大で1.5m~2m程の低木で、鉢植えのままコンパクトに育てることも可能です。
キングスレインボーはキングスファイア、キングスセレブレーションと並ぶ、西オーストラリア、キングスパーク・ボタニカルガーデンで生み出された比較的新しい品種であり、
同シリーズはいずれも四季咲きで花付きもよく育てやすいため、グレビレアの中でも特におすすめです。
育てる環境
わが家の栽培環境は千葉県の比較的温暖な地域で、夏の最高気温は38度、冬の最低気温は-3度ほど(年に1〜2回あるかないか)の環境で、北風の当たらない南向きの庭、もしくは軒下にて育てています。
わが家では、グレビレア キングスレインボーを1日中日の当たる南向きの屋外スペースで育てています。
ほぼ1年中花をつけてくれるため、その時々において置き場所を変えながらグレビレア キングスレインボーの栽培を楽しんでいます。
キングスレインボーは他のグレビレア同様に、日当たりと風通しの良いところで最も高いパフォーマンスを発揮します。
暑さに強く、西陽も含めて1日中陽のあたるスペースでの管理で問題ありません。水切れには注意が必要です。
寒さにも強く、北風にさらされない環境であれば-7℃くらいまでは耐えます。雪の積もらない暖地であれば冬も屋外管理が可能です。
グレビレア キングスレインボーの栽培でおすすめなのは鉢植えですが、積雪のない暖地であれば地植えで育てることも可能です。
用土
グレビレア キングスレインボーは深く砂質で水はけの良い土壌を好み、pHは5~6の弱酸性が適しています。
オージープランツの土の配合では、鹿沼土をメインに赤玉土、軽石、ピートモス、堆肥などのブレンドが定番ですが、
わが家では、グレビレアをはじめオージープランツ(一部例外あり)の土には市販の培養土をベースで使うことが多いです。
わが家が使っているベースの培養度
上記の培養土をベースに、鹿沼土、軽石(パーライト、日向土)、ベラボンなどを適宜配合した土を使用。
水やり
グレビレア キングスレインボーへの水やりは、鉢植えであれば土の表面がやんわり乾いたタイミング、もしくは鉢を持ち上げてみて少し軽くなったと感じたタイミングで与えます。
花芽を展開中はかなり水を欲しがる印象です。
わが家では、冬以外の季節であればほとんど毎朝水を与えていますが、問題ななく元気に育っています。
肥料
四季咲き性のグレビレア キングスレインボーの栽培に、定期的な施肥は欠かせないと考えています。
使っている肥料はこちら
固形肥料に『両筑プランツショップ』のリン酸をほとんど含まない「グレヴィレア バンクシア専用肥料」をチョイス。
この肥料はその名の通り「プロテオイド根」をもつ一部ヤマモガシ科の植物にも安心して与えることができる配合で作られています。
固形肥料のほか、春と秋には1週間に1度のペースで、リン酸成分の高くない芝用の液肥と近年話題のバイオスティミュラント活力剤を併用して与えています。
グレビレア キングスレインボーは四季咲き性が強く、株がある程度大きく成長すると1年中花芽をつけてくれます。花芽をつけるにも開花するにも沢山の栄養が必要です。
栄養が不足すると葉色が黄色くなったり花芽がつかなかったりと、そのサインが顕著に現れます。
また、暑い夏、寒い冬を乗り切るためにも活力剤の散布も心強い味方となるので、グレビレアの栽培には積極的に使っていきたいアイテム達です。
剪定
グレビレア キングスレインボーは剪定せずとも成長過程でよく分枝し、それらの枝から細かい葉がたくさん展開します。不要な枝や葉はこまめに落としておくと樹形も整い風通しも良くなります。
また、たくさんの花が1年中咲くため、葉や枝が花の蜜で黒ずんだりすす病にもかかりやすくなります。こまめに花柄を取り除くこと、時には花芽を切り落とす判断も必要です。
開花後の剪定
- 開花が終わったら、任意の位置で切り戻し(剪定)します。
- これにより、翌年の開花に向けた準備を整えることができます。
生育促進のための剪定
- 伸ばし放題にしてしまうと花芽がつきにくいことがあります。
- 1年に数回、剪定することで、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
- 剪定によって株の生育を調整し、花をたくさん咲かせるように促すことができます。
葉が残る場所であれば基本どこで切っても大丈夫です。強剪定にも耐えます。
グレビレア キングスレインボーを実際に育ててみた感想
グレビレア キングスレインボーは強健で育てやすく、1年中花をつけてくれる四季咲き性であり花付きも抜群。
小さい苗でお迎えしてかれこれ4年以上経ちますが、今でも元気に成長を続けております。
キングスシリーズの中でもキングスレインボーは比較的出回ることの多い印象で、小さい苗であればお値段もお手頃。
日本では四国ガーデンさんが販売ライセンスを持っており、市場に出回るタイミングで手に入れることが可能です。











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