四季咲きの優良品種『グレビレア キングスファイア』庭に映える真っ赤な花が魅力

今回紹介したいグレビレアは『グレビレア キングスファイア』

グレビレア キングスファイアはキングスパーク・ボタニカルガーデンより2016年にリリースされた比較的新しい品種のグレビレアです。

四季咲き性で花付きがとてもよく、爽やかな葉とツヤ感のある赤い花は1年を通して庭に明るい彩りを加えてくれます。

この記事では、『グレビレア キングスファイア』の育て方と成長記録を紹介しています。

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目次

グレビレア キングスファイアの成長記録

爽やかな葉と赤い花を咲かせるグレビレア キングスファイア。四国ガーデンさんのSNS投稿で存在を知ってからその姿に惚れ込み、初夏にお迎えしてみました。

地上部分がもっさり育っているボリュームある株で、花芽こそないものの将来が期待できる良い苗です。

ところが私の管理の至らなさが原因で、わずか数ヶ月で枯らしてしまいました…

1日中日のあたる屋外で育てていたところ、暑い夏場にうっかり朝の水やりを忘れてしまい、その日の夕方に株全体がシナっと萎れている様子を発見。

急いで水を与えたのですが時すでに遅く、地上部3/4ほどの部分は完全い枯れ込んでしまい、株元付近がギリギリ生き残っているような状態。

枯れ込んだ部分をバッサリ剪定し、明るい日陰で何日か様子をみたところ、なんとか持ち直した様子に一安心。

新芽も展開し、一時完全に持ち直してくれたのですが、結局残暑厳しい秋に株全体が枯れ果ててしまいました。

2度目のお迎えの様子

どうしても諦めきれず、冬にキングスファイアのリベンジ株を四国ガーデンさんより再度購入。(画像左)

なんとこの株、まだまだ小さいながらも既にいくつか花芽も確認できます。

水切れには注意しつつ、基本的にはたくさん日のあたる屋外スペースで管理。暑い夏には直射日光が当たらないスペースに移動し、適宜肥料と活力剤を与えて育てました。

大事に育てた甲斐あり、2度目のキングスファイアの生育はとても順調で、1年経った翌年の冬には既にこのサイズまで成長。花芽も絶えず咲き続けております。

お迎えから2年目の秋の様子。さらに成長を続けており、鉢のサイズは6号からルーツポーチ2ガロンへと一気にジャンプアップ。それでもこの花芽の数ですので毎日のように水を欲しがります。

秋から初春頃に咲く花は真っ赤な真紅色で花保ちもよく、キレイな状態で長い間鑑賞することができます。

花を咲かせている側からどんどん新しい蕾が膨らんで開花の順番待ち状態。

キングスファイアの花は歯ブラシ状で反った形状をしており、遠目から見るとエビのようにも見えます。大輪系のグレビレの花と比べるとやや小ぶりの10-15㎝幅のサイズ感。

赤い花には艶感があり、ピロピロ飛び出たピンの先はオレンジ色をしています。

グレビレア キングスファイアの特徴と育て方

学名Grevillea ‘Kings Fire’
タイプヤマモガシ科グレビレア属
樹高2m
葉張り3m
開花期四季咲き
日照日向〜半日陰

グレビレアは主にオーストラリアに360種が分布する常緑低木です。

キングスファイアは灰緑色の細く尖った葉と、長さ15㎝にもなる赤色の花が美しい品種です。個々の花は非常に小さいですが、房状に集まって咲くため、全体としてとても華やかです。花付きが非常に良く、四季咲性であることも魅力。

気温の変化で咲く花の色味がやや異なり、気温が高い時期に咲くと花はオレンジ〜朱色。気温が低い時期に咲く花は真紅に染まります。気温が低い方が花保ちもいいため、私は冬に咲くキングスファイアが好きです。

花芽のイメージ

樹高は地植えした場合最大1.5m~2m程、幅は2~2.5mほどに成長するようです。鉢植えでコンパクトに育てることも可能です。

オーストラリアで自生する様子

キングスレインボーやキングスセレブレーションと並ぶ、西オーストラリア、キングスパーク・ボタニカルガーデン出身。

キングスシリーズはいずれも四季咲きで花付きもよく育てやすいため、グレビレアの中でも特におすすめの品種です。

育てる環境

わが家の栽培環境

わが家の栽培環境は千葉県の比較的温暖な地域で、夏の最高気温は38度、冬の最低気温は-3度ほど(年に1〜2回あるかないか)の環境で、北風の当たらない南向きの庭、もしくは軒下にて育てています。

わが家では、グレビレア キングスファイアを1日中日の当たる南向きの屋外スペースで育てています。

他のグレビレア同様に、日当たりと風通しの良いところで最も高いパフォーマンスを発揮します。

暑さには強いですが、真夏の直射日光と湿度は大の苦手です。特に株が小さいうちは夏場は半日陰のような環境が安全です。

寒さにも強く、北風にさらされない環境であれば-7℃くらいまでは耐えます。雪の積もらない暖地であれば冬も屋外管理が可能です。

グレビレア キングスファイアの栽培でおすすめなのは鉢植えですが、条件がそろえば地植えで育てることも可能です。

用土

グレビレア キングスファイアは深く砂質で水はけの良い土壌を好み、pHは5~6の弱酸性が適しています。

オージープランツの土の配合では、鹿沼土をメインに赤玉土、軽石、ピートモス、堆肥などのブレンドが定番ですが、

わが家では、グレビレアをはじめオージープランツ(一部例外あり)の土には市販の培養土をベースで使うことが多いです。

わが家が使っているベースの培養度

上記の培養土をベースに、鹿沼土、軽石(パーライト、日向土)、ベラボンなどを適宜配合した土を使用。

西オーストラリア出身の植物ですので、軽石やパーライトなどの比率を気持ち多くした水捌け重視の配合がおすすめかと思います。

水やり

水やりは育てている環境に大きく左右されますので、参考程度に留めてください。

グレビレア キングスファイアへの水やりは、鉢植えであれば土の表面がやんわり乾いたタイミング、もしくは鉢を持ち上げてみて少し軽くなったと感じたタイミングで与えます。

常に花芽をつけているだけあり、かなり水を好む印象です。

私自身、一度水切れで枯らしているため、リベンジ株への灌水は冬以外であれば基本毎日、土の変化の様子を見ながら与えてます。

ただし、日本よりもずっと乾燥している西オーストラリア出身の植物であることは念頭に置いて、やや小さめの鉢で水はけのいい土を使ってあげると根腐れのリスクも減らせます。

肥料

四季咲き性のグレビレア キングスファイアの栽培に、定期的な施肥は欠かせないと考えています。

使っている肥料はこちら

固形肥料に『両筑プランツショップ』のリン酸をほとんど含まない「グレヴィレア バンクシア専用肥料」をチョイス。

この肥料はその名の通り「プロテオイド根」をもつ一部ヤマモガシ科の植物にも安心して与えることができる配合で作られています。

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固形肥料のほか、春と秋には1週間に1度のペースで、リン酸成分の高くない芝用の液肥近年話題のバイオスティミュラント活力剤を併用して与えています。

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グレビレア キングスファイアは四季咲き性が強く、株がある程度大きく成長すると1年中花芽をつけてくれます。花芽をつけるにも開花するにも沢山の栄養が必要です。

栄養が不足すると葉色が黄色くなったり花芽がつかなかったりと、そのサインが顕著に現れます。

また、暑い夏、寒い冬を乗り切るためにも活力剤の散布も心強い味方となるので、グレビレアの栽培には積極的に使っていきたいアイテム達です。

剪定

グレビレア キングスファイアは剪定せずとも成長過程でよく分枝し、それらの枝から細かい葉がたくさん展開するため、株全体が風通し悪くなる傾向にあります。不要な枝や葉は適宜落としておくと樹形も整い風通しも良くなります。

また、たくさんの花が1年中咲くため、葉や枝が花の蜜で黒ずんだりすす病にもかかりやすくなります。こまめに花柄を取り除くこと、時には花芽を切り落とす判断も必要です。

開花後の剪定

  • 開花が終わったら、任意の位置で切り戻し(剪定)します。
  • これにより、翌年の開花に向けた準備を整えることができます。

生育促進のための剪定

  • 伸ばし放題にしてしまうと花芽がつきにくいことがあります。
  • 1年に数回、剪定することで、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
  • 剪定によって株の生育を調整し、花をたくさん咲かせるように促すことができます。

葉が残る場所であれば基本どこで切っても大丈夫です。強剪定にも耐えてくれますし、深く切り戻してもすぐに元通りのボリュームに戻ります。

グレビレア キングスファイアを実際に育ててみた感想

グレビレア キングスファイアは四季咲き性で花付きが非常に良く、繊細な細い葉と赤色の花が美しい優良品種です。

一度枯らしてしまった失敗を教訓に、水切れに注意をはらいつつ、夏はできるだけ涼しい場所に置く管理で今のところ生育は好調です。

春夏秋冬どんな季節にも沢山の花が咲き、常に庭を明るく照らしてくれています。

夏に咲く花と冬に咲く花とでは色味が異なるところもこの品種の面白いところです。

日本ではまだそれほど広く普及しておらず、四国ガーデンさんの株がたまに市場に出回るタイミングで手に入れることが可能です。

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