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園芸初心者が『キングプロテア ホワイト』の栽培に挑戦!育て方と気をつけたいポイント

ほほなっつ

どうも!ほほなっつです。

初心者が手を出しちゃいけない植物シリーズ第二弾!

第一弾はこちら>>>

『幻の『バンクシア・ブレクニフォリア』の大鉢をGET!西出身の珍しい這性バンクシア』

前回の西モノバンクシアに続いて、今回はプロテア!それも超希少価値の高い〝キングホワイト〟

世界一高い切り花、お花の王様としても知られるプロテアの大鉢との奇跡的な出会いがあり、勢いで連れて帰ってきてしまいました。

絶対に枯らしたくない!からせない!そんな自分自身への備忘録として、

『キングプロテア ホワイト』の育て方と気をつけたいポイントを記事にまとめています。

目次

圧倒的存在感!『キングプロテア ホワイト』をGET!

ネイティブフラワーの王様といわれるプロテア。栽培は上級者向け。

これぞ純白! 太陽の光の加減で細かなラメをまぶしたかのような細かな産毛がキラキラ輝く。

蕾以外に、新芽として展開している枝は3本。このうちどれか1本でも花芽に変わってくれたら言う事ない

以前より育てていたキングプロテアの園芸手『リトルプリンス』と比べてもこの身長差!

ラベルまで神々しい・・・この写真のような圧巻のお花が果たして無事に咲いてくれるのであろうか。

どうやら咲いてくれそう!

蕾付きの株を購入してから1ヶ月ほど。徐々に蕾が膨らみ開いてきました!

開いてくると開花はもう目前! とても水を欲しがるようになり、朝たっぷりと水をあげても夜になると土の表面はカラカラ

開いてきたな〜と変化を感じ取った日から数えて、ここまで開くまでにかかった日数は2日ほど。

そしてこちらが完全に開花した状態

とてつもない迫力。キングの名に相応しい貫禄のある姿に時を忘れて見入ってしまいます。

できればずっとこの状態でお庭に置いておきたいくらい。しかし綺麗な状態でドライフラワーにしたいので意を決してカット。

2〜3日切り花で堪能したのち

無事ドライアップ完了!

念願だった庭産のプロテアでドライフラワーを作ることができました。

毎年この感動をあじわえたら言うことありません。

『キングプロテア ホワイト』の特徴

切り花やドライフラワーで出回ることが多い大きなエキゾチックな花「プロテア」は、約1億年前から存在しているといわれています。切り花も長持ちして、枯れても形が崩れないことが人気理由の一つです。

「キングプロテア」や「ピンクアイス」などの「プロテア」は南アフリカが原生地です。

学名Protea
タイプヤマモガシ科プロテア属
原産地南アフリカ
耐寒気温0℃前後
開花期5月〜10月
日照日向むき

『キングプロテア ホワイト』の育て方

キングプロテア ホワイトの最適な栽培場所や管理方法など、自分の為の備忘録として書き記します。

キングプロテア ホワイトの置き場所

キングプロテア ホワイトの置き場所は、日当たりが良く、風通しの良い場所。

耐寒性がやや弱いので庭植えは関東地方以南の太平洋側で。冬場は根元に腐葉土などでマルチングし、防寒。寒い地方では鉢植えにして冬季は室内にとりこむ。

ただし、常に室内に置いておくのも良くありません。

寒くなる夜間だけ屋内(玄関など)に避難して、日中は外に出して思いっきり日に当てる。

もうこれオージープランツ育ててたら耳タコなくらいテンプレなんですが、キングプロテア ホワイトも例に漏れずこのパターンです。

多湿にも弱いため、特に長雨は注意。雨も霜も夏の直射日光も防げる軒下での管理が適しています。

ほほなっつ

花に雨が当たるとシミになる為軒下で管理しています。

キングプロテア ホワイトの水やり

乾燥に強く、多湿に弱いので水のやり過ぎに注意。

春から秋は土が乾いていたら水をしっかりとやります。鉢植えの場合は鉢底から水がしみだすくらいに、たっぷりと水やりますしょう。

これもオージーテンプレ。

ただし、花芽がついている状態でのプロテアは水をガブガブ飲みます!

一回の水切れで花が咲かなくなってしまう為、土の表面は常に湿ってる状態を保つくらいが丁度いいのかもしれません。

ほほなっつ

わが家では雨の日以外はほぼ毎朝水をあげて、土表面は常に湿っている状態をキープさせてたよ

キングプロテア ホワイトの用土

排水の良い酸性よりの土を好みます。鉢の植え替えには、リン酸の含まれていないブルーベリー用の用土が向いています。

我が家がプロテアの用土に使っている土は、豪花舎さんの『ネイティブの土』

ほほなっつ

うちのオージー達は大体この土だよ

プロテアに使う用土を自分で配合する場合、我が家では 下記の配合の土を使っています。

硬質赤玉土微粒3:硬質鹿沼土土微粒3:ピートモス2:日向土2

かなり水捌け重視の配合ですが、これをベースに「ネイティブの肥料」を適量与えてすくすく育っています。

キングプロテア ホワイトの肥料

プロテアはもともと栄養素を作り出す細菌類を持っている植物で、乾燥したやせた土に自生しています。なので肥料はほとんど必要ありません。

肥料を与えすぎると枯れてしまうので、施す場合もごく少量。特にリン酸を多く含む肥料には弱いので、窒素系の肥料を選びます。

キングプロテア ホワイトの病害虫と対策

カイガラムシやハダニがつくことがあります。見つけたら歯ブラシなどで擦り落とします。

キングプロテア ホワイトの剪定や切り戻し

花を残したままにしておくと株が傷むので、花が咲いたら頃合いを見て剪定します。

ほほなっつ

わが家でも花後剪定に備えて本格的な剪定鋏を買いました

花はドライフラワーとしても長く楽しむことができます。

実際にプロテアをドライフラワーにして飾っている様子。

変わらぬ圧倒的存在感で、お庭の主役の後はインテリアの主役としても活躍してくれます。

キングプロテア ホワイトの増やし方

キングプロテアは挿し木で増やすことができます。発根率も意外と悪くありません。

我が家でも実際にプロテアの挿し木に成功しております。秋頃に剪定し、そのまま挿し木。

発根を待つこと4ヶ月、冬の半ば1月頃に無事根が出ました。

ほほなっつ

待ちきれず途中で何度も抜いちゃったけど、無事に7本中5本が発根!

キングプロテア ホワイトの夏対策

多湿に弱いプロテアは夏が一番の鬼門。

梅雨の長雨から始まり、35℃を超える夏の暑い日差しと急に降るゲリラ豪雨・・・止んだと思いきや強い日差しの照り返し!

このコンボで数多のオージープランツ達が★になります。

残念ながら日本で育てていく以上、夏の暑さと蒸れから逃れる手段はありません。

かと言って屋内で育てられる植物でもないため、外でできる基本的な日除け&雨対策を施します。

35℃を超える日の日差しは寒冷紗など被せて日除け。

雨は直接当たらない場所への移動。

多湿はダメだけど水切れはもっとNG! 夏の水やりは朝方、もしくは夕方涼しくなってから行います。

キングプロテア ホワイトの冬対策

キングプロテアの耐寒気温はおおよそ0℃ほどと言われています。

暖かい地域でなら十分外で冬越しできる気温ですよね。実際に我が家でも冬場は不織布を巻く程度で夜間も軒下管理です。

ただし、0℃を下回る日に限っては屋内(玄関)に避難させていました。

同じく耐寒性0℃のバンクシアブレクニフォリアとともに一夜を過ごすことが多くありました。

『キングプロテア ホワイト』の栽培で気をつけたいポイント

運悪くこのキングプロテアを迎えた年は記録的な大寒波襲来の年。

私が住んでいる地域は真冬でも滅多に氷点下にはなることはないのですが、この年の最低気温は軒並み氷点下。最大で-5℃という、半耐寒性植物の耐寒デッドラインも記録。

そんな中でも、夜間こそ玄関に避難したものの、特に傷むことなく無事に1回目の冬を越すことができました。

ほほなっつ

プロテア意外と冬の寒さは平気だね!

冬場でも蕾が膨らんでいる最中だったので、土の表面が乾き切る前に水やりをかかしませんでした。土の凍結が怖いので水やりは朝を徹底。

肥料などは特に追加しませんでした。

多くのオージーもそうですが、キングプロテア栽培の鬼門はやはり梅雨から夏の終わりまでの季節でしょう。

特に群れは根腐れを誘発し、突然死にも繋がります。

こうして注意点をまとめてみると、キングプロテアの栽培の難しさを改めて感じるところですが、

切り花ではなく苗として、お庭にキングプロテアが咲き誇っている姿を想像したら、挑戦してみる価値は十分あると思います。

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