黄色い花と大きな銀葉が魅力!『リューコスペルマム カーニバルコッパー』の成長記録

今回紹介したいリューコスペルマムは『カーニバルコッパー』

お庭に映えるビタミンイエローの花にモケモケもふもふの分厚いシルバーリーフが特徴のリューコスペルマム カーニバルコッパーは流通量が少なく、市場でも争奪戦になるくらい人気の高い品種です。

わが家でも1年ほど探し回ってようやくお迎えすることができました。

花も葉も唯一無二の魅力が詰まったカーニバルコッパーは、私イチオシのリューコスペルマムです。

この記事では、『リューコスペルマム カーニバルコッパー』特徴と育て方、成長記録を紹介しています。

その他人気のリューコスペルマム

目次

リューコスペルマム カーニバルコッパーの成長記録

本格的に寒くなり始めた1月、近所の園芸店にてずっと欲しかったカーニバルコッパーを発見。この日はバイクでしたがそんなこともお構いなく即購入して連れて帰りました。

栄養切れと思われる葉傷みが出ておりますが、それを補うこの花堂々たる美しさ。圧巻です。

カーニバルコッパーの花は元気の出るビタミンイエロー。

今開花している花のほかに、これから開いてくるであろう蕾も大量に待機。まだまだこれからが本番の株です。

カーニバルコッパー葉はユーカリの王様マクロカルパのような存在感で、太陽の光を反射して光り輝いて見えるシルバーリーフ。産毛に覆われている多肉質の葉は触り心地もふわふわで癒されます。

1年経過した様子

翌年の春の様子です。昨年の花後に大きく切り戻した甲斐があり、枝数も増えて二回り以上ボリュームアップ。更にがっしりとした株に成長。

栄養不足で傷んだ葉も生え変わってキレイになりました。液肥と固形肥料を切らさず与えてこの状態を維持したいと思います。

残念ながら2年目の開花はありませんでした。枝葉を増やし過ぎて栄養が分散してしまったことが原因なのか、肥料が少な過ぎたのかはわかりません。

定期的に与えている液肥の日数を増やしつつ、翌年の成長に期待します。

リューコスペルマム カーニバルコッパーの特徴とわが家の管理方法

学名Leucospermum carnival copper
タイプヤマモガシ科 プロテア属
原産地南アフリカ
耐寒気温-5℃前後
開花期3月〜5月
日照日向むき

リューコスペルマムは南アフリカやオーストラリア原産の常緑低木のオージープランツです。

ピンクッションとも呼ばれ、針山に針が刺さったようなとてもユニークな花を咲かせます。針のような花を触るとつんつんとした不思議な感触。

切り花でも人気が高く、個性的な花は非常に持ちがよく、開花から3週間程美しい状態を保ちます。

「カーニバルコッパー」は、非常に花つきが良く、イエローの花と多肉質な大きな葉が特徴的で、個性的なリューコスペルマムの中でも特に風変わりな品種です。樹高幅は1.5〜2mほどと比較的コンパクトに収まります。

お花の参考イメージ

とても流通量が少ない事と個性的な見た目から、ファンも多く人気の高い品種です

3月〜5月の流通シーズンにも滅多にお目にかかることができないため、狙っている方は見かけたら即購入がおすすめです。

育てる環境

わが家の栽培環境

わが家の栽培環境は千葉県の比較的温暖な地域で、夏の最高気温は38度、冬の最低気温は-3度ほど(年に1〜2回あるかないか)の環境で、北風の当たらない南向きの庭、もしくは軒下にて育てています。

わが家では、リューコスペルマム カーニバルコッパーを1日中日の当たる南向きの軒下で育てています。

リューコスペルマム栽培において日当たりと風通しの良さは重要で、特に夏は風通しが悪いと蒸れて調子を崩しやすく、リューコスペルマム栽培で一番怖い季節です。

冬の寒さには強い植物ですので、雪の積もらない温暖な地域であれば屋外管理で問題なく冬越しできます。

だいたい0℃くらいまでは耐えるとされていますが、わが家では-5度まで下がった冬も問題ありませんでした。冬に花芽がついて翌年の春に開花するため、綺麗なお花が見たければ霜や北風には当てない方が無難です。

リューコスペルマム カーニバルコッパーの管理でおすすめなのは鉢植えです。

環境が合えば地植えで育てることもできるのかもしれませんが、流通量が少なく次いつ手に入るかわからない品種の為、地植えは勇気のいる決断になりそうです。

用土

リューコスペルマム カーニバルコッパーは深く砂質で水はけの良い土壌を好み、pHは5~6の弱酸性が適しています。

わが家では、市販の培養土をベースに軽石(パーライト、日向土)、ベラボンなどを配合した土を使用。

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風通しと日当たりのいい場所で管理することが前提ですが、リューコスペルマム カーニバルコッパーの土はいかにも水捌け重視のサラサラした配合よりも、多少水保ち肥料保ちのいい培養土の方が生育良く感じます。

わが家では、プロテアやグレビレア(一部例外あり)の土には市販の培養土をベースで使うことが多いです。

水やり

水やりは育てている環境に大きく左右されますので、参考程度に留めてください。

リューコスペルマム カーニバルコッパーへの水やりは、土の表面がやんわり乾いたタイミング、もしくは鉢を持ち上げてみて少し軽くなったと感じたタイミングで与えています。

初夏から晩秋にかけて特に水を欲しがり、乾くスピードが早くなります。朝水を与えたはずなのに夕方にはクタッとした姿になることも多々ありますので、必要に応じて夕方にも水を与えると安心です。

肥料

リューコスペルマムの栽培で肥料の役割はとても重要です。

開花シーズンに流通するリューコスペルマムは、栄養分を使い切った状態で出荷される為、肥料切れで葉に傷みが生じている株も多く見られます。

栄養を絶やさない為にも、定期的に固形肥料、もしくは液肥を与え続けることで、リューコスペルマム本来の魅力を維持できます。

わが家では、リューコスペルマム カーニバルコッパーの固形肥料に『両筑プランツショップ』で購入した、リン酸をほとんど含まない「グレヴィレア バンクシア専用肥料」を定期的に与えています。

この肥料はその名の通り「プロテオイド根」をもつバンクシアにも安心して与えることができる配合で作られています。

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固形肥料のほか、春と秋には1週間に1度のペースで液肥とバイオスティミュラント活力剤を併用して与えています。

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剪定

リューコスペルマム カーニバルコッパーの剪定は、開花後の剪定と、生育を促進するための剪定があります。

開花後の剪定

  • 開花が終わったら、任意の位置で切り戻し(剪定)します。
  • これにより、翌年の開花に向けた準備を整えることができます。

生育促進のための剪定

  • 伸ばし放題にしてしまうと花芽がつきにくいことがあります。
  • 1年に数回、剪定することで、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
  • 剪定によって株の生育を調整し、花をたくさん咲かせるように促すことができます。

リューコスペルマム カーニバルコッパーを実際に育ててみた感想

リューコスペルマム カーニバルコッパーは夏の暑さと蒸れが苦手なのでなるべく涼しい環境で、水分コントロールが人の手で行える鉢植えでの管理が向いています。

生育期は水をとても欲しがる植物ですので、水切れにも注意しつつ、この美しい葉と花を楽しむための栄養も欠かせません。

少し育て方に工夫のいる植物ではありますが、大きくて存在感のある葉は1年を通して鑑賞価値が高く、元気が出るビタミンイエローの花は春のお庭を明るく照らしてくれます。

花も葉も唯一無二の魅力が詰まったカーニバルコッパーは、私イチオシのリューコスペルマムです。

滅多に市場に出回らないとても希少な品種につき、お探しの方は出会ったら即お迎えがおすすめです。

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