今回紹介したいグレビレアは『グレビレア ガウディチャウディ』
ガウディチャウディは、地面を這うように横へ広がり育つのが特徴で、グランドカバーはもちろん、壁に垂らすように仕立ててもかっこいい人気の品種です。
切れ込みの深いブロンズカラーの葉が印象的で、クリムゾンレッドの花を咲かせます。
この記事では、『グレビレア ガウディチャウディ』の育て方と成長記録を紹介しています。
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グレビレア ガウディチャウディの成長記録

オージープランツを集め始めた初期の頃、グレビレア ガウディチャウディの5号苗をお迎えしました。
この頃は夢中になってバンクシアやグレビレアの定番品種を集めていましたが、しっかりガウディチャウディをセレクトしていた自分を褒めてあげたいです。
ガウディチャウディは匍匐性でグランドカバーとして植栽するのが一般的ですが、シックな印象のブロンズカラーの葉はシャビーな鉢とも相性抜群。
ガウディチャウディ冬の様子

少し背の高い素焼き鉢に植え替えて、わが家では這わせるのではなく垂らした仕立てで、ガウディチャウディを楽しみたいと思います。
ガウディチャウディ夏の様子

レンガブロックで足場を高く積み上げ、庭の出入り口付近の一番目立つ場所にガウディチャウディを垂らすようにレイアウト。
ガウディチャウディは成長が早く、特に春から夏にかけて枝葉がぐんぐん育ちます。ちょうどこの時期に花も咲くため、緑の葉と赤い新芽とクリムゾンレッドの花とで、華やかな色味が渋滞します。

艶感のあるピンクのお花はややメタリック調で歯ブラシみたいな形。
ガウディチャウディは花付きがよく、開花期が長いのも魅力です。春から夏にかけて開花が途切れず、夏から秋にかけてもポツポツと咲き続けてくれます。

新芽は褐色のブロンズカラーが目を惹き、この時期のガウディチャウディの葉は花に負けず劣らずの存在感です。

ガウディチャウディの印象的な葉は、夜もひときわ美しく映ります。
2年経過した様子

ガウディチャウディをお迎えして3年目の春の様子。
鉢のサイズは10号とすっかり大きくなりましたが、株自体は毎年切り戻している為、コンパクトな樹形をキープしています。
枝一本一本の太さは以前と比べて見違えるほど太くなりました。

相変わらずの花付きの良さで、春から秋にかけてお庭を明るく照らしてくれる貴重な存在です。
3年経過した様子

お迎えから3年目の冬の様子。
新芽の展開はあるものの、この時期になると流石に開花はなくなり、動きも落ち着きます。花後の切り戻しを行わなかったこともあり、昨年と比べて株全体のボリュームが大きく増しています。
枝が長く伸び、鉢から垂れてとうとう地面を這う姿勢になりました。
グレビレア ガウディチャウディの特徴と育て方

| 学名 | Grevillea.gaudichaudii |
| タイプ | ヤマモガシ科グレビレア属 |
| 樹高 | 0.3m |
| 葉張り | 3m |
| 開花期 | 3~10月 |
| 日照 | 日向〜半日陰 |
グレビレアは主にオーストラリアに360種が分布する常緑低木です。
ガウディチャウディは這性でグランドカバーにも向く品種。強健で成長も早く、地植えすると約3mまで広がります。
葉は深い切れ込みが入り、新芽は赤みを帯びたブロンズカラーで目を惹きます。春先から秋にかけてクリムゾンレッドでブラシ状の花を咲かせます。
花芽のイメージ

地植えでグランドカバーにするのも良いですが、シャビーな鉢に植えて垂らして使うのもおすすめです。
育てる環境
わが家の栽培環境は千葉県の比較的温暖な地域で、夏の最高気温は38度、冬の最低気温は-3度ほど(年に1〜2回あるかないか)の環境で、北風の当たらない南向きの庭、もしくは軒下にて育てています。
わが家では、グレビレア ガウディチャウディを1日中日の当たる南向きの庭に、鉢植えで育てています。
ガウディチャウディは他のグレビレア同様に、日当たりと風通しの良いところで最も高いパフォーマンスを発揮する一方で、半日陰でも育ちます。
実際に育ててみて、日当たりよりも風通しの良さが健康な生育に結びつく印象を受けました。
暑さには強いですが、日本の高温多湿な環境は苦手です。夏は特に風通しを意識し、混み入った枝や葉はこまめに間引いて蒸れない工夫が必要です。
寒さには大変強く、北風にさらされない環境であれば-8℃くらいまでは耐え、雪の積もらない暖地であれば地植えで育てることも可能です。
用土
グレビレア ガウディチャウディは深く砂質で水はけの良い土壌を好み、pHは5~6の弱酸性が適しています。
オージープランツの土の配合では、鹿沼土をメインに赤玉土、軽石、ピートモス、堆肥などのブレンドが定番ですが、
わが家では、グレビレアをはじめオージープランツ(一部例外あり)の土には市販の培養土をベースで使うことが多いです。
わが家が使っているベースの培養度
上記の培養土をベースに、鹿沼土、軽石(パーライト、日向土)、ベラボンなどを適宜配合した土を使用。
水やり
グレビレア ガウディチャウディへの水やりは、鉢植えであれば土の表面がやんわり乾いたタイミング、もしくは鉢を持ち上げてみて少し軽くなったと感じたタイミングで与えます。
花が咲く春から夏にかけては特によく水を吸うため、土の様子を気にせず毎日水を与えています。
地植えの場合ですと、根付いてからは基本的に降雨に任せますが、夏の乾燥が続く時期は水やりが必要になることもあります。
肥料
肥料を与えなくても育つとされているグレビレアですが、安定して花を咲かせること、葉の色、ハリツヤを維持するためにも定期的な施肥は欠かせないと考えています。
使っている肥料はこちら
わが家では、グレビレア ガウディチャウディに与える固形肥料に『両筑プランツショップ』のリン酸をほとんど含まない「グレヴィレア バンクシア専用肥料」をチョイス。
この肥料はその名の通り「プロテオイド根」をもつ一部ヤマモガシ科の植物にも安心して与えることができる配合で作られています。
固形肥料のほか、春と秋には1週間に1度のペースで、リン酸成分の高くない芝用の液肥と近年話題のバイオスティミュラント活力剤を併用して与えています。
栄養が不足すると葉色が黄色くなったり花芽がつかなかったりと、そのサインが顕著に現れます。
また、暑い夏、寒い冬を乗り切るためにも活力剤の散布も心強い味方となるので、グレビレアの栽培には積極的に使っていきたいアイテム達です。
剪定
グレビレア ガウディチャウディの剪定は、花後(6〜8月頃)が最適で、樹形を整え、翌年の開花を促すのが目的です。
また、ガウディチャウディは枝が伸びて樹形が乱れやすい品種なので、毎年剪定してコンパクトに楽しむのもおすすめ。冬の剪定は花芽を落とす可能性があるので避けます。
開花後の剪定
- 開花が終わったら、任意の位置で切り戻し(剪定)します。
- これにより、翌年の開花に向けた準備を整えることができます。
生育促進のための剪定
- 伸ばし放題にしてしまうと花芽がつきにくいことがあります。
- 1年に数回、剪定することで、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
- 剪定によって株の生育を調整し、花をたくさん咲かせるように促すことができます。
基本どこを切っても大丈夫なガウディチャウディですが、放任しても美しい自然樹形を作るため、強すぎる剪定は不要。
内向きの枝や混み合った枝、伸びすぎた枝、咲き終わった花(花がら)を優先的にカットし、日当たりと風通しを良くすることが重要です。茂りすぎると下枝が枯れやすくなります。
グレビレア ガウディチャウディを実際に育ててみた感想
グレビレア ガウディチャウディは、四季のある日本の環境でも問題なく育てることができる、強健な性質を持つ品種です。
実際に何年も育ててきて、あぶなげな様子もなく毎年すくすくと育ってくれています。
生育旺盛で成長スピードも早い為、わが家では毎年花後に伸びすぎた枝を切り戻し、常に一定のサイズ感をキープしながらコンパクトに楽しんでいます。
わが家のように鉢植えでも楽しむことができますが、広いお庭であれば地植えでグランドカバーにするも良し。壁や斜面から垂らしてみてもかっこいいと思います。











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