花は鮮やかな赤と黄色のツートン『グレビレア ファイアワークス』を地植えで育てた感想

今回紹介したいグレビレアは『グレビレア ファイアワークス』

ファイヤーワークスは冬~春にかけて咲くスパイダー形をした鮮やかな赤と黄色の組み合わせの花が印象的な品種です。

葉も花も比較的小さく、樹高は大きく育っても1.5mほどと比較的コンパクトに収まるのが特徴。

狭い庭でも地植えして育てられるということで、わが家でも実際に地植えして育ててみることにしました。

この記事では、『グレビレア ファイアワークス』の育て方と成長記録を紹介しています。

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目次

グレビレア ファイアワークスの成長記録

グレビレア ファイアワークスは開花が始まる秋の終わりから春にかけて流通がはじまります。

ちょうどこの品種が欲しいと探していたシーズン、行きつけの園芸店で見かけて、そのまま連れ帰りました。

枝数も多く、株全体がギュッと引き締まったとても状態のいい5号苗。コンパクトなサイズ感ながらも枝の先端からはたくさんの花火が上がってます。

株立状にたくさんの枝が分枝した様子。

地植えするつもりでお迎えしましたが、環境に慣らすことと、次々開花する花が落ち着くまでは鉢植えで観察しようと言うことで、ひとまず一回り大きいサイズのモスポットへと移し替えました。

花の色形はタグの通り、色鮮やかな黄色と赤のグラデーションが冬の庭に映えます。

このくらいのサイズ感であれば庭のどこへでも置けるのでとても重宝します。

オージープランツは生育旺盛ですぐに大きくなる為、置き場所問題は永遠の課題であり、年々お庭が狭くなるのが悩みです。

春に地植え決行

ある程度開花が落ち着いた4月頃に地植え決行。ちょうど暖かくなりはじめ、庭への植え付け時期としてもベストなタイミングです。

残っていた蕾も咲き切り、だいたい梅雨の前には全ての花芽が咲いて散りました。

花後、本格的な夏を迎える前に不要な枝や新芽をすかし、風通しよく整え、伸びすぎた枝も半分ほどの位置で切り戻します。

夏の様子

夏は梅雨明けまでは成長を続けていましたが、梅雨が明けて夏になると根の活動も止まり、それに伴い地上部の成長も一旦ストップします。

秋になると切り戻した断面付近の脇芽からポツポツと新芽が吹き出してきて、冬を迎える前には切り戻し以前よりもボリュームも増し、新しい花芽も形成されます。

順調に育っていたのですが、わが家ではファイアワークスの周りに植えた植物の成長も凄まじく、それらのプランツに日当たりと風通しを遮られる形となって、翌年の夏に蒸れて枯死。

株間が近づきすぎないよう気をつけて植えたのですが…植物たちの成長が私の想定を大きく上回る結果となりました。

ファイアワークスは比較的安価で花の咲いていないオフシーズンにも流通があるため、機会があればまた育ててみるつもりです。

グレビレア ファイアワークスの特徴と育て方

学名Grevillea ‘Fireworks’
タイプヤマモガシ科グレビレア属
樹高1〜2m
葉張り1〜2m
開花期11~3月
日照日向〜半日陰

グレビレアは主にオーストラリアに360種が分布する常緑低木です。

ファイアワークスは赤と黄色のスパイダー形の花が特徴で、「花火(Fireworks)」の由来の通り、打ち上げ花火や線香花火を彷彿とさせるような見た目をしています。

花芽のイメージ

葉は柔らかいソフトな質感で、やや産毛立った細かい葉が株全体を覆います。

樹高は約1m(原産国の環境では2m)ほどと高くなりすぎず、直立する性質で、どちらかと言えばシェラブ状に密集して茂る点が特徴です。

成長が早く育てやすい品種なの、オージープランツ初心者の方にもおすすめです。

育てる環境

わが家の栽培環境

わが家の栽培環境は千葉県の比較的温暖な地域で、夏の最高気温は38度、冬の最低気温は-3度ほど(年に1〜2回あるかないか)の環境で、北風の当たらない南向きの庭、もしくは軒下にて育てています。

わが家では、グレビレア ファイアワークスを1日中日の当たる南向きの庭で、地植えにして育てています。

ファイアワークスは他のグレビレア同様に、日当たりと風通しの良いところで最も高いパフォーマンスを発揮する一方で、半日陰でも育ちます。

性質はとても強靭で、一旦根付けばかなりの乾燥にも耐えてくれます。

暑さと乾燥には強い反面、オーストラリア原産の植物(オージープランツ)ですので、日本の高温多湿な環境は苦手です。夏は特に風通しを意識し、混み入った枝や葉はこまめに間引いて蒸れない工夫が必要です。

寒さにも強く、北風にさらされない環境であれば-5℃くらいまでは耐え、雪の積もらない暖地であれば地植えで育てることも可能です。

用土

グレビレア ファイアワークスは深く砂質で水はけの良い土壌を好み、pHは5~6の弱酸性が適しています。

オージープランツの土の配合では、鹿沼土をメインに赤玉土、軽石、ピートモス、堆肥などのブレンドが定番ですが、

わが家では、グレビレアをはじめオージープランツ(一部例外あり)の土には市販の培養土をベースで使うことが多いです。

わが家が使っているベースの培養度

上記の培養土をベースに、鹿沼土、軽石(パーライト、日向土)、ベラボンなどを適宜配合した土を使用。

水やり

水やりは育てている環境に大きく左右されますので、参考程度に留めてください。

グレビレア ファイアワークスへの水やりは、鉢植えであれば土の表面がやんわり乾いたタイミング、もしくは鉢を持ち上げてみて少し軽くなったと感じたタイミングで与えます。

わが家は地植えで育てているため、水やりは基本的に降雨任せです。

肥料

肥料を与えなくても育つとされているグレビレアですが、安定して花を咲かせること、葉の色、ハリツヤを維持するためにも定期的な施肥は欠かせないと考えています。

使っている肥料はこちら

わが家では、グレビレア ファイアワークスに与える固形肥料に『両筑プランツショップ』のリン酸をほとんど含まない「グレヴィレア バンクシア専用肥料」をチョイス。

この肥料はその名の通り「プロテオイド根」をもつ一部ヤマモガシ科の植物にも安心して与えることができる配合で作られています。

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固形肥料のほか、春と秋には1週間に1度のペースで、リン酸成分の高くない芝用の液肥近年話題のバイオスティミュラント活力剤を併用して与えています。

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栄養が不足すると葉色が黄色くなったり花芽がつかなかったりと、そのサインが顕著に現れます。

また、暑い夏、寒い冬を乗り切るためにも活力剤の散布も心強い味方となるので、グレビレアの栽培には積極的に使っていきたいアイテム達です。

剪定

グレビレア ファイヤーワークスの剪定は、花後(春か秋)が最適で、風通しを良くし樹形を整えるのが目的です。

また、ファイアワークスは枝が伸びて樹形が乱れやすい品種なので、毎年剪定してコンパクトに楽しむのもおすすめ。樹形を整えることで、よりたくさんの花を楽しめるようになります。 

開花後の剪定

  • 開花が終わったら、任意の位置で切り戻し(剪定)します。
  • これにより、翌年の開花に向けた準備を整えることができます。

生育促進のための剪定

  • 伸ばし放題にしてしまうと花芽がつきにくいことがあります。
  • 1年に数回、剪定することで、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
  • 剪定によって株の生育を調整し、花をたくさん咲かせるように促すことができます。

どこを切っても大丈夫な場合が多いですが、内向きの枝や混み合った枝、伸びすぎた枝、咲き終わった花(花がら)を優先的にカットし、シルエットを整えるように「すかす」のがコツです。

グレビレア ファイアワークスを地植えで育ててみた感想

最終的には枯れてしまいましたが、植栽同士の株間隔をしっかり確保して、風通しよく管理してあげられていれば十分長く育てていける手応えを感じました。

鉢植えのままであればおそらく今もご存命だったのではないでしょうか。

グレビレア ファイアワークスは暑さ寒さにも強く、半日陰でも育つ強健な性質であり、コンパクトなサイズ感で置き場所、植える場所も選ばず、花付きも大変良い優良品種です。

毎年冬から春の季節には、それこそ花火のような存在感の花をいっぱいに咲かせてくれます。

安価で出回り、シーズンを選ばず出会いやすいという点もこの品種の魅力です。わが家でもまたいつの日か、リベンジしてみるつもりです。

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