どうも!ほほなっつ(@mahi_x2)です。
ストライダーのレースで入賞を狙うなら車両の軽量化と操作性は最重要課題です。
その両方を一手に担うのがハンドルカスタムです。
具体的にはどう言うことかと言うと、走行中の姿勢がやや前傾になるくらいにハンドルを低く前に突き出し、操作性を上げて、
さらに、ハンドルそのものを軽い素材のものへと変更し、軽量化を図ります。
実際に私も何度かストライダーのハンドルカスタムを行い、その都度子ども達の走りの変化を目の当たりにしてきました。
適切なハンドルカスタムを行うとストライダーは確実に速くなります!
この記事では、ストライダーのハンドルカスタムをする理由と手順、軽量化&前傾姿勢に変わった子どもの反応を紹介しています。
ストライダーのハンドルをカスタムする理由
ストライダーのハンドルをカスタムする理由は3つ。
- 成長に伴う窮屈の緩和
- 操作性の向上によるスピードアップ
- かっこいい見た目にテンションアップ
子どもの体が成長するにつれ、純正ハンドルのままだと体とハンドルバーとの距離が近くなり過ぎて窮屈に。
ハンドルを前に突き出すことで、上記の問題を解決できるほか、ハンドルのぐらつきも少なくなるため、操作性が増し転倒のリスクも減らせます。
また、ハンドルが前に突き出るため、前傾姿勢になり、
すると地面を蹴り出す力も増すため、当然スピードも上がります。
ストライダーの大会に出るとわかるのですが、レースに出場する子達のストライダーは必ずと言っていいほどハンドルカスタムされています。
ストライダーのハンドルをカスタムすると、見た目もレーシングバイクのようになり格好良さも向上!
子どものテンションも上がるよ!
ハンドルカスタムに必要なパーツ
カスタムに必要なパーツ
ストライダーのハンドルカスタムは超簡単です。
必要な道具と工具さえ揃えてしまえば、あとはカスタム初心者の方でも簡単に行えます。
カスタムに必要なパーツ
- ハンドルバー
- グリップ
- ステム・アダプター
ハンドルバー
ストライダーのハンドルバーは『フラットバーハンドル』と『ライザーバーハンドル』の2種類が一般的。
フラットバーハンドル
ライザーバーハンドル
形状による操作性の違いはほとんでありません。
ライザーバーハンドルの方がハンドルの向きを微調整することでポジショニングを調節したりもできます。
材質はスチール>アルミ>カーボンの順で軽くなります。
ハンドルも当然軽い方が有利のため、カスタムするなら最低限アルミ、理想はカーボンを選びましょう。
小さい子どものハンドル選びで重要なのは、形状でも素材でもなく幅。
子どもの肩幅にあった幅にハンドルバーをカットして調整します。
アルミもカーボンも100均で売られているアルミカッターで簡単にカットすることが可能。
参考までに、2歳の息子はカーボンのライザーバーハンドル370㎜幅にしました
グリップ
ストライダーのグリップは、『はめ込みタイプ』と『バーテープタイプ』の2種類あります。
個人的にはカスタムするならはめ込みタイプの方が簡単で安上がりです。
グリップを選ぶ際は、なるべく細く、子どもの小さい手でもしっかり握れるものを選びましょう。
ステム・アダプター
ステム・アダプターは、フロントフォークとハンドルバーを固定する重要な役割を持ったパーツです。
ステムの長さによって突き出し幅が決まります。
突き出し幅がサイズに適していないと帰って操作性が悪くなるばかりか、店頭の危険も増します。
ステムは子どもの成長に合わせて幅を伸ばしていくのが一般的。
現在3歳の息子には、突き出し幅50㎜のステムを、2歳の娘には突き出し幅27.5㎜のステムをそれぞれ使用しています。
突き出し幅50㎜
突き出し幅27.5㎜
ハンドルカタムにおすすめのパーツショップ
ストライダーのカスタムで有名なメーカーが『ダディラボ』です。
ダディラボのパーツはお値段もリーズナブルなのでストライダーのカスタム入門におすすめ。
ダディラボ以外にも、ストライダーのカスタムパーツを取り扱うお店は多数存在します。
カスタム初心者からレース上級者の方におすすめのショップリストがこちら。
おすすめのショップリスト
我が家は特にHANAMARUさんと自転車屋ビッちゃんにお世話になってます
実際にストライダーのハンドルをカスタムしてみた
今回のハンドルカスタムにあたり、私がセレクトしたパーツはこちら。
- CNCステム50ミリ(KCNC)
- カーボンライザーハンドル小(HANAMARU)
- ショートアダプター(トミー)
- ステムカラー(トミー)
- バンテージトップキャップ(トミー)
- 軽量ステムアダプターver2(HANAMARU)
- ステムカバー黒(HANAMARU)
- スマートグリップ(トミー)
- プッシュインプラグ(トミー)
ハンドルバーは軽量化を意識してカーボンに、形状はやや動きのあるライダーバーを選択。
グリップはバーテープの様なグリップ感がウリのスマートグリップを。
両サイドにはodiのエンドキャップを使用。
カーボンなので持ち上げてみた感想は「めちゃくちゃ軽い」です。
それとデザインもかっこいい!ずっと見ていられます。
軽さは驚きの79g!
2歳児のベストな肩幅サイズに合わせて、ハンドルバーは370㎜にカットしています。
グリップとエンドキャップ込みでようやく108g。(ここからグリップをカットして調整するのでまだ軽くなります)
ストライダープロの純正のハンドルが235g。
アダプター込みと考えるとこれはこれで軽いですね。さすがプロモデル!
スマートグリップの長さも2歳の手のひらに合うようカットします。
ハサミやカッターで簡単に切ることができました。
長さはピッタリ! しかしこのままではぶかぶかでバーにフィットしないので、ドライヤーを使って熱伸縮させます。
スマートグリップ装着完了!
ドライヤーの熱が弱いと片方フィットさせるのに20分以上かかります。
エンドキャップをハンドルバーの両サイドにはめたら完成!
お次はステムアダプターの取り付け。
手違いで2種類購入してしまいました・・・笑
左がHANAMARUで購入した『軽量ステムアダプターver2』。
右がトミーオリジナルの『ショートアダプター』です。
試しに両方装着して見てみましょう。
ショートアダプターはアダプター本体と他に、同社のステムカラーとバンテージトップキャップを併用して使います。
ショートアダプターを使う利点は、ハンドルクランプを必要としない分、さらなる軽量化+低重心化が図れること。
ショートアダプター3点の重量は驚異の54g!
業界にこれより軽いアダプターが存在するのだろうか・・・
ここから更にハンドルクランプの46gが引かれます。
軽量ステムアダプターver2はアルミ製で軽く、それ単体で機能します。
軽量ステムアダプターver2の重量は101g!
ショートアダプターの後で重いと感じるかもしれませんが、こちらも相当な軽さです。
このアダプターを使用する場合は、ハンドルクランプを外すことはできません。
ショートアダプターから付けてみます。
工具は六角レンチのみで取り付け可能。
ハンドルとクランプを外します。
フロントフォークの穴にショートアダプターを差し込み
クランプの溝に合わせてステムカラーを被せます。
バンテージトップキャップを上から装着したらひとまず完了!
クランプがない分かなりスッキリした見た目ですが、この状態では簡単にクランプから外れてしまいます。
ハンドルクランプの役割はステム本体が果してくれます。
軽量ステムアダプターver2を装着した状態がこちら。
クランプが付く分ショートアダプターより1㎝ほど高さが出ます。
ステムアダプターを取り付けたら、いよいよステム本体を取り付けていきます。
軽くて丈夫なのでスポーツバイク界で人気が高いKCNCの『フライライドステム』は、突出し量50㎜〜130mmまで幅広く選べるのでストライダーキッズを抱えるパパママの間でも大人気。
100g前後という軽さが魅力のKCNCステムですが、50㎜ともなると驚きの89g!
KCNCのステムは六角レンチのみで装着可能。
ハンドルバー、ステムアダプター、ステムを取り付けたら完成!
ハンドル周りを変更しただけで、ストライダーがスポーツバイクのような見た目に変身! パパのテンション爆上げ⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎
軽量ステムアダプターver2使用
ショートアダプター使用<
左から高い順→カスタム前>軽量ステムアダプターver2>>>ショートアダプター
軽量ステムアダプターver2、ショートアダプター共に、前方に約50㎜ハンドルが突き出ているのがわかります。
おまけに衝撃防止のステムカバーを取り付けます。
出来上がり! いい感じ!!
あとは2歳の息子の反応を見るだけ。
イヤイヤ期だから怖いなー・・・ここが一番の難関。ドキドキ
ハンドルカスタム車両に乗った子どもの反応は?
ハンドルカスタムをしたストライダープロに早速乗ってもらいました。
ストライダープロモデルを新調してから初めての乗り出し!ハンドルもですがゴムタイヤも息子は初体験!さぁどう出るか・・・
ドキドキ・・・
ドキドキ・・・・・
パパ「新しいストライダーどう?黄色のストライダー(以前乗ってたスポーツモデル)とどっちがイイ?」
2歳息子「ムラサキ(プロモデル)がいいねー」
やったぜ!!!!!!!
最難関突破!パパの初めてのカスタムは大成功でした!
気になる走行姿勢はというと・・・
ストライダーに乗って走る際、以前までは直立姿勢でしたが、
ハンドルカスタム後のストライダーでは自然に前傾姿勢が取れていました。
蹴り出しがスムーズに行えるのでスピードも向上!
窮屈感もなく、しっかりハンドルを握れています。
ゴムタイヤに変えた影響からか、坂道や段差にも臆することなく見事なハンドリングさばきを見せてくれました!
ハンドルカスタムが施された新しいストライダープロに乗って、終始ご機嫌で公園内を走り回る息子の姿にパパは一安心!
[as]
ストライダーのハンドルカスタム:まとめ
この記事では、ストライダーのハンドルカスタムをする理由と手順、軽量化&前傾姿勢に変わった子どもの反応を紹介しました。
ストライダーのハンドルカスタムは誰でも簡単に行えます。
自然な前傾姿勢が取れるので安定感とスピードが向上。
レースで勝つためには欠かせないカスタムのひとつです。
ハンドルが変わると見た目もかっこいいので、子どももパパもテンション上がります。
ぜひチャレンジしてみてください!
どうも!ほほなっつ(@mahi_x2)でした。
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