どうも、壁紙のDIYにはまっているほほなっつ( @mahi_x2)です。
今回は、子ども部屋兼モダン和室にヘリンボーン柄のクロスをDIYで貼りました。
さらに、今回のアクセントクロスDIYでは、初めて“のりなし”クロスに挑戦!
これまでクロスのDIYでは“のり付き”を選んできたけど、実際どっちが貼りやすいんだ?
“のり付き”のメリットは、こちらでのりを付ける手間を省いてくれるところ。その分お値段は“のりなし”に比べて割高。
後からのりをつければいいだけで、“のり付き”の半額で買える“のりなし”クロスの事がずっと気になっていました。
この記事では、モダン和室にヘリンボーン柄のクロスをDIY『FE6013』実際の施工例の紹介と、“のり付き”と“のりなし”クロス、DIYで貼りやすいのはどっち?という疑問にお答えしています。
モダン和室にヘリンボーン柄のクロスをDIY
ビフォー/アフター
ビフォー/アフター
和室に元々貼られていたクロスがどうにもしっくり来ず(選んだのは自分たちですがw)、そもそもこのクロスが我が家唯一のアクセントクロスだったと言うのが信じられないくらい、よくわからない模様が薄ら入ったアイボリー色のクロスでした。
幾何学模様・・・なのかな?なぜ和室の壁にこのクロスを選んだのかは今となってはわかりません
我が家の子ども部屋兼モダン和室(全然モダンじゃないけどw)は、「灰桜色」と「薄桜色」2色のダイケン和紙畳で構成されています。
次に貼るクロスは桜色の畳に似合うナチュラルな風合いのものにしたいと思い選んだクロスが、サンゲツのヘリンボーン柄クロス『FE6013』でした。
アクセントクロスというより、どちらかというとメインクロスとして選ばれることの多いクロスですので、引いて見ると色も柄も主張せず、薄らヘリンボーンの模様と、光の当たり方で移ろいの変わる陰影が綺麗なクロスです。
近くで見るとヘリンボーンの模様と、アンティークな木材の質感がはっきり見て取れます。
同柄の色違い『FE6014』は淡いブルーグレーの色味が目をひく、アクセントクロスに人気のクロスです。
今回のクロス貼りDIYは、リピートサイズを間違えてカットしてしまうなど(結構でかい失敗w)、予期せぬアクシデントもありましたが、
これまでアクセントクロスをDIYで貼ってきた経験をうまく活かすことができたので、見た目では失敗を感じさせない仕上がりとなっています。
一応リピートクロスなので面倒な柄わせも存在しましたが、
このクロスの特性上、横にも縦にも凹凸のエンボス模様が入っている為、エンボスに沿うようにカットすると、多少のズレも気にならないほどジョイント部分がキレイに馴染みました。
クロス貼りで一番緊張するのがジョイント作業!ここが楽にできるのはありがたい
それにしても、この和室にこのクロスは正直どうなのでしょう?
以前までのよくわからない柄のクロスは私の中で完全「なし」なのですが、だからと言って今回DIYしたこのクロスが我が家の派手な和室に正解だったかと言うと、これまたよくわかりません(笑)
まぁそのうち飽きたらまた変えます。
〝のり付き〟と〝のりなし〟使用感の違い
〝のり付き〟と〝のりなし〟クロス。気になるDIYする上での使用感の違いを紹介します。
〝のり付き〟クロスは、最初からのりが付けられた状態で手元に送られてくるクロスのこと。
薄いビニールシートを剥がすだけ! 煩わしいのり付け作業を一切せずともそのままクロスを貼ることができる代物。
〝のり付き〟クロスのメリットは、のり付け作業が一切不要なところ。
我々素人は乗り付け機なんていうマニアックな物を当然もってる訳もなく。
クロスの乗り付け作業は1枚1枚丁寧に刷毛で塗って付けていく事になります。時間もかかるし手もベタベタ。余程うまくやらないと作業スペースもベタベタになります。
そんな面倒なのり付け作業をしなくて済むということは、それだけ手間と時間の短縮にも繋がり、我々素人による壁紙の貼り替えDIYの敷居も低くなります。
では、〝のり付き〟クロスのデメリットはと言うと、
- 販売価格が〝のりなし〟クロスの倍
- 使用期限が約2週間と短い
- のりの水分を吸って扱いづらい
- のりが付いてる分重い
結構デメリットもあるね
まずは価格!
一般的に〝のりなし〟クロスの1mの相場は300円〜500円(私調べ)に対して、〝のり付き〟クロスの相場は600円〜900円と割高です。
そして、〝のり付き〟クロスの最大の欠点は、手元に届いてから使えるまでの使用期間の短さ!
「2週間以内で使え」とあるのですが、実際には1週間も使わずに置くとのりが乾いて圧着しづらくなります。
使用期間が短かく、一度のりが乾いてしまったクロスは基本再利用できないことから、余った物をメルカリなどへ出品することもできません。
さらに、のりの水分を大量に吸ったクロスは、特にカットの際など破けやすくなっている事から注意が必要です。
実際に私も何度か破いてしまったことがあります
実際に〝のり付き〟クロスと〝のりなし〟クロスの両方を使用してみて、どちらがDIYに向いているかと言うと、
私個人の結論は、「それでもやはり〝のり付き〟クロスを選ぶだろうな」です。
価格は、のりを買わなくて済むこと、面倒なのり付け作業が不要な点を差し引けがお釣りがくるくらいだと考えます。
水分を多く吸って破けやすい問題ですが、今回〝のりなし〟クロスを使ってみた結果、「あまりどちらも変わらなかった」という印象です。
どちらも丁寧な作業を心がければ解決する問題でした
ただし、もし〝のり付け機〟を使えるような状況でしたら、迷わず〝のりなし〟クロスを選びます。
今回初めてのり付け機を使わせてもらった感想は「超簡単!超早い!」でした!
のり付け機を使わせてもらった感想
これがのり付け機です。プロの友人いわく、20年前の型落ちモデルとのこと。
我が家のリノベ時にクロス屋さんが使ってるところを一度だけ見たことがあります。
今回はこののり付け機を実際に触らせていただきました。
まずは大量ののりをのり付け機の中へ投入。その後、筒状に巻かれた状態のクロスをセット。
あとはボタン操作でリピート文を含めたカットサイズや必要枚数など、細かい設定をします。
設定が完了したら[スタートボタン]を押すと、機会が作動し、のりが付けられた状態のクロスが一定の速度で出てきます。
コピー機から紙が出てくる感じ!出てくる速度も設定で調整できました
のり付け機を使っての作業は全自動ではありませんでした。
少なくともこの20年物ののり付け機では、次々と流れてくるのり付きクロスを蛇腹にたたみ、設定したサイズで停止したところでガイドに合わせて手でカット。
手はのりだらけになるよw
のり付け機を使ってのクロスののり付け作業はあっという間に終わります。
この日は18mのクロスを7カットして、かかった時間は20分ほど。
これを一つ一つ刷毛で塗ってたら途方もない時間と労力がかかりますよね。
今後も、クロス貼りのDIYでのり付け機が借りられるタイミングでは〝のりなし〟クロスを選ぶつもりです。
ちなみに、いないと思うけど万が一「のり付け機が欲しい!」と言う方がいたら朗報。
中古でよければメルカリなどで格安で売られていることもあるみたいです。
友人はこののり付け機を中古で5万で手に入れたみたいw
和室のクロス貼りDIY:まとめ
この記事では、モダン和室にヘリンボーン柄のクロスをDIY『FE6013』実際の施工例の紹介と、“のり付き”と“のりなし”クロス、DIYで貼りやすいのはどっち?という疑問に、経験でお答えしました。
- 価格が安い
- 好きな時に貼れる
- 販売価格が〝のりなし〟クロスの倍
- 使用期限が約2週間と短い
- のりの水分を吸って扱いづらい
- のりが付いてる分重い
〝のり付き〟クロスは価格が高い、少々扱いづらいなどのデメリットもありますが、
のりを刷毛で塗る時間と手間の短縮を考えるならば、私はこれからも〝のり付き〟クロスを選びます。
ただし、〝のり付け機〟を使えるような状況でしたら、迷わず〝のりなし〟クロスを選びます。
どうも、ほほなっつ( @mahi_x2)でした。
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