オレンジの花は南国トロピカルな印象『グレビレア リトルハニー』を小苗から育てる

今回紹介したいグレビレアは『グレビレア リトルハニー』

オージープランツとして近年人気のグレビレアはオーストラリア原産の常緑樹で、多種多様な品種が存在します。

リトルハニーは大輪のオレンジの花と繊細な印象の葉が特徴で、日本ではあまり見かけない希少品種です。

この記事では、『グレビレア リトルハニー』の育て方と成長記録を紹介しています。

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目次

グレビレア リトルハニーの成長記録

普段あまり見かけないグレビレア リトルハニーの苗が四国ガーデンさんストアに上がっていたので、間髪入れずにお迎えしました。

成長すると3mに達するリトルハニーですが、わが家に届いた株はまだまだ小さな赤ちゃん苗。

深い切れ込みの入った葉がサラサラしており爽やかな印象です。

成長速度が早く、剪定せずに放っておくとどんどん真っ直ぐ長く育ちます。成長期の夏に30㎝ほど伸びた様子。

ボリュームのある株に仕立てたかったため、枝が伸びるたびに剪定を繰り返し管理しました。

お迎えから2年経過

そして、お迎えから2年経つ頃に念願の初開花。

蕾の時点で長さが15㎝を超えており、噂に違わぬサイズ感です。

オレンジの花は大きいだけではなく、発色が鮮やかで、溢れんばかりの蜜が艶やかで輝いて見えるところも総じて美しい印象です。

リトルハニーは「南国」「トロピカル」「異国情緒」という言葉がピッタリ似合います。

剪定を繰り返し行い、株のサイズも順調にボリュームアップ。

鉢のサイズもルーツポーチ2ガロンへとサイズアップして、取っ手を利用してハンキングで育てています。

グレビレア リトルハニーの特徴と育て方

学名Grevillea’Littie Honey’
タイプヤマモガシ科グレビレア属
樹高1.5~3m
葉張り3m
開花期四季咲き
日照日向〜半日陰

グレビレアは主にオーストラリアに360種が分布する常緑低木です。

グレビレア リトルハニーは、ハニージェムとバンクシー ホワイト(ドワーフ)の交配種とされており、細く切れ込んだ葉と大きなオレンジ色の花が特徴です。

花芽のイメージ

オレンジと一括りにするには表現が足りず、実際はアプリコット〜ハニーイエローのグラデーションが映える、とても美しいカラーです。

花は蜜を多く分泌するため、蝶や蜂、鳥などの蜜源としても重宝されます。

細い切れ込みのある葉はエレガントな印象で、花がない季節にも存在感を放つ魅力のある品種です

樹高は1.5~3m程度と、大輪系のグレビレアの中では比較的小型です。どちらかと言うと横に広がるように育つため、大きく育つと置く場所(植える場所)を選ぶかもしれません。

育てる環境

わが家の栽培環境

わが家の栽培環境は千葉県の比較的温暖な地域で、夏の最高気温は38度、冬の最低気温は-3度ほど(年に1〜2回あるかないか)の環境で、北風の当たらない南向きの庭、もしくは軒下にて育てています。

わが家では、グレビレア リトルハニーを1日中日の当たる南向きの屋外スペースで、ハンキングにして育てています。

リトルハニーは他のグレビレア同様に、日当たりと風通しの良いところで最も高いパフォーマンスを発揮します。

見た目は交配元であるハニージェムによく似ておりますが、より丈夫で耐寒性(-4°程度)があるとされています。

ただし、小苗のうちは霜や寒さにそれほど耐性がなく、わが家でも冬に株が弱り枯死しかけた苦い経験があります。

暑さに強く、西陽も含めて1日中陽のあたるスペースでの管理で問題ありません。水切れには注意が必要です。

花は四季咲きとされていますが、わが家では1年に1度花が咲くかどうかです。

冬は寒さに当てない方がいいのか、株のサイズがまだ小さいためか、単純に肥料が足らないのか、明確な理由はわかりませんが、今後も育てながら観察を続けます。

グレビレア リトルハニーの栽培でおすすめなのは鉢植えですが、積雪のない暖地で、ある程度大きく育った株であれば地植えで育てることも可能です。

用土

グレビレア リトルハニーは深く砂質で水はけの良い土壌を好み、pHは5~6の弱酸性が適しています。

オージープランツの土の配合では、鹿沼土をメインに赤玉土、軽石、ピートモス、堆肥などのブレンドが定番ですが、

わが家では、グレビレアをはじめオージープランツ(一部例外あり)の土には市販の培養土をベースで使うことが多いです。

わが家が使っているベースの培養度

上記の培養土をベースに、鹿沼土、軽石(パーライト、日向土)、ベラボンなどを適宜配合した土を使用。

水やり

水やりは育てている環境に大きく左右されますので、参考程度に留めてください。

グレビレア リトルハニーへの水やりは、鉢植えであれば土の表面がやんわり乾いたタイミング、もしくは鉢を持ち上げてみて少し軽くなったと感じたタイミングで与えます。

わが家では、リトルハニーを風通しの良いハンキングで育てているためよく乾きます。その為、梅雨明けから初秋に関しては何も考えず毎朝灌水しています。

肥料

肥料を与えなくても育つとされているグレビレアですが、安定して花を咲かせること、葉の色、ハリツヤを維持するためにも定期的な施肥は欠かせないと考えています。

使っている肥料はこちら

わが家では、グレビレア リトルハニーに与える固形肥料に『両筑プランツショップ』のリン酸をほとんど含まない「グレヴィレア バンクシア専用肥料」をチョイス。

この肥料はその名の通り「プロテオイド根」をもつ一部ヤマモガシ科の植物にも安心して与えることができる配合で作られています。

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固形肥料のほか、春と秋には1週間に1度のペースで、リン酸成分の高くない芝用の液肥近年話題のバイオスティミュラント活力剤を併用して与えています。

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栄養が不足すると葉色が黄色くなったり花芽がつかなかったりと、そのサインが顕著に現れます。

また、暑い夏、寒い冬を乗り切るためにも活力剤の散布も心強い味方となるので、グレビレアの栽培には積極的に使っていきたいアイテム達です。

剪定

グレビレア リトルハニーは新たに伸びた枝の先に花を付ける性質(新梢咲き)があり、伸びた枝先に花を付けるため剪定時期を選びません。

開花後の剪定

  • 開花が終わったら、任意の位置で切り戻し(剪定)します。
  • これにより、翌年の開花に向けた準備を整えることができます。

生育促進のための剪定

  • 伸ばし放題にしてしまうと花芽がつきにくいことがあります。
  • 1年に数回、剪定することで、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
  • 剪定によって株の生育を調整し、花をたくさん咲かせるように促すことができます。

葉が残る場所であれば基本どこで切っても大丈夫です。強剪定にも耐えます。

グレビレア リトルハニーを小苗から育ててみた感想

リトルハニーとつく名の通り、蜂蜜を垂らしたような濃いオレンジの花は、時際に見るととても大きくインパクトがありました。

繊細でエレガントな印象の葉は、花が咲いていな季節も見応えがあり、庭の雰囲気も垢抜けます。

放任管理でもすくすく育つ強健な側面もあるいっぽうで、小苗のうちは寒さに弱く、わが家では毎年冬に葉がパリパリになって株が弱ります。

暖かくなってくるとまたたくさんの芽が出て、葉のボリュームも元通りに戻るため、今ではそういうものだと開き直って育てています。

日本ではあまり見かけない品種ですが、花も葉もとても魅力的な品種です。四国ガーデンさんの株がときおり出回るので、見かけたらゲットしておくことをおすすめします。

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