どうも!エコカラットの魅力にどっぷり取り憑かれたほほなっつです。
これで6度目となるエコカラットDIYのお話。
リクシルの「エコカラット」「エコカラットプラス」は、空気中の有害物質を吸収し、湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出。
すぐれた調湿性能で快適な湿度を保とうとします。その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上とも言われています。
ただし、その効果をいかんなく発揮させるには最低でも床面積の1/4以上の面積をエコカラットで埋める必要があると言われています。
これまで玄関や廊下、洗面所の一部に張ってきたエコカラットでしたが、
家族が最も長い時間集い生活するリビングにこそエコカラットは採用されるべきと考えます!
そこで今回は、思い切ってリビングの壁一面の広い面積に、エコカラットプラス『グラナスハルト』をDIYで施工。
この記事では、エコカラットのDIY手順、グラナスハルトをリビングの壁に採用した施工例・ビフォーアフターを紹介しています。
\これまでのエコカラットDIYを振り返る/
グラナスハルトのDIY施工例・ビフォーアフター
ビフォー/アフター
ビフォー/アフター
念願だったリビングの壁一面にエコカラット プラス『グラナスハルト』をDIYで張り付けしました。
だけど今回は約10㎡の広すぎる壁!正直1人じゃキツイ・・・
ドキッ
と言うわけで、
私がエコカラットのカットとボンド担当。
嫁が主にエコカラットの張りを担当の
夫婦二人三脚でエコカラットのDIYを行いました!
エコカラットのDIYで準備するもの
エコカラット『グラナスハルト』
今回我が家がリビングに採用したエコカラットプラスは『グラナスハルト』です。
リビングの壁に採用したグラナスハルト
グラナスハルトはレンガ積みの壁面をモチーフとした意匠で、[ホワイト/グレー]の2色展開。
リクシル公式では「ナチュラルテイストな空間におすすめです。」と書かれていますが、ナチュラルテイストの他にも、例えばホワイトなら北欧、フレンチカントリー、フレンチシャビー、姫系など、
グレーならホテルライクや高級モダンなど、グラナスハルトは様々なシーンにマッチするエコカラットです。
グラナスハルトはナチュラルな意匠を表現するため、厚みや表面の模様にバラツキがあります。
表面の模様にはいくつかパターンがあり、このパターンを組み合わせて意匠を表現。
裏面
側面
厚みは7.5㎜と9㎜の2サイズ。柄同様、同じ厚みのタイルが連続しないよう工夫を凝らしながら張っていくとよりナチュラルな仕上がりになります。
我が家のリビングで採用したエコカラット
DIYの強い味方!スターターキット
今回はエコカラットDIYの強い味方『スターターキット』を試してみました。
スターターキットとは、その名の通りエコカラットDIYを簡単に始められる入門キット。
中には、エコカラットのDIYに必要な様々な便利ツールが入っています。
上の画像右から、スケール付き切断台、切断ガイド(欠けてた)、L字切断定規、スペーサー、グリッドソー、サンドペーパー、ローラーカッター、加工マット
中には使わないものもあったけど、切断に関わるツールはあるとないとでは作業効率が大きく異なりました!
特に使ったのはスケール付き切断台と切断ガイド
搬入時に欠けてしまったエコカラットを半分にカットしてみます。
このように、切断だいにいっぺんに並べてセットすることができます。
エコカラットをまっすぐセットし終えたら、ガイドで挟んで、エコカラット表面にローラーカッターの刃を立てて4〜5回往復させるだけ!
少しだけ切れ目がついたら、そこを起点に手でパキッと破ることができます。
カットができたら、付属のサンドペーパーを使いエコカラット断面のバリを取り除きます。
複数枚のカットがいっぺんにできる点が素晴らしいね!スターターキットはもっと早く欲しかったな
エコカラットのDIYに便利なスターターキット
『専用ボンド』はスターターキットに付属されないので必ず別で用意しましょう!
ボンドを壁につけるための『くし目コテ』も必須
大きな隙間は『カラットコーク』で埋められます!
リビングの壁にエコカラットをDIY
準備ができたらいよいよリビングの壁にエコカラットを張り付けていきます。
ところが我が家のリビングの壁は障害物だらけでした・・・
もちろん、クロスから何まで余計なものは全て剥がします。
クロスなど余計なものを全て剥がす
エコカラットを張る前の我が家のリビング。
マグカベや子ども達の作品などが貼られていますが、いったん全て退かします。
退かすのに一番苦戦したのがマグカベ 。
マグカベはクロスの上から貼れる磁力を持った粘着シートですが、基本的に一度剥がしてしまったら再利用が難しいとされています。
どの道剥がしてしまうクロスはどうなってもいいものの、再利用を考えているマグカベの粘着面はなるべく無傷で剥がしたい!
慎重に、丁寧に剥がすことに成功したマグカベは、
見事別の壁に移植することができました!
粘着力がやや弱まってしまったので、クロスのジョイントローラーで強く圧着させながら無理くり貼り付けました!
リノベ時に張り替えたばかりのクロスは、薄紙を残してキレイな状態で簡単に剥がすことができました。
リノベしてからこの一年で、家中のクロスを剥がして回ったな(笑)
エコカラットを左上から一列づつ張っていく
壁の障害物をすべて退かしたらいよいよエコカラットを順に張っていきます。
カットとボンドは私
エコカラットを実際に張るのは私
我が家は左上からエコカラットを張り進めて行くことに決めました。ところが・・・
さっそく失敗(笑)
エコカラットを列と行で同時に貼り進めてしまう失態!(スペーサーも最初だけ気持ちばかり使って飽きたw)
これだと数ミリでも上下のエコカラットが曲がって張られていた場合、隙間にいれるエコカラットがすっぽり入らず毎回サンドペーパーによる微調整に発展しかねない危険極まりない状態!
プロならともかく、素人の私たち夫婦では手が余ります。
出だしだけ張らせてもらった私の早々のミスw
しかたがないので、ボンドを塗ってしまった分だけエコカラットを下に貼り進めていき、キリのいいところで横一列に展開。
1列づつ、順に貼り進めて行くとこういう形に収まります。
当初スペーサーで0.3㎜の隙間を開けて張って行くつもりでいましたが、流石にこれだけの量の隙間を気にして張る気力も余力もなく・・・(笑)
結局上下左右ぴったりくっつけて張っていきました(それでもズボラな嫁が張ったので隙間があいてますw)
公式だと上下左右1㎜あけて張る想定みたいですが、そこは見た目の好みと自己責任で!
エコカラットDIY失敗!?
順調に張り進めて行くこと5時間・・・ここで2度目のアクシデントが発生!
まさかのエコカラットが足らない
なんと、残りわずか17枚のエコカラットが足りない(笑)
今回施工範囲が広すぎて必要量を測り違えたw
カットして埋めて行くぶんの最下段、なくてもそれほど目立ちませんが・・・
せっかくここまで来たので、またメルカリでお目当てのエコカラットが出品されるまで気長にまって、後日この続きのDIYを行います!
後日届いた不足分
気長に待つこと1ヶ月、不足枚数分のエコカラットを無事ゲット!
嫁が捕まらなかったのでここからは私1人のソロDIY!
17枚全て一気にカットして、一度所定のいちに並べます。
サンドペーパーを使って1枚1枚丁寧に削ってサイズを微調整。
サイズが定まったら、エコカラット裏面に直接ボンドを塗りつけて隙間にはめ込んでいきます。
エコカラットDIY完成!
完成!(寄り)
異なる柄と厚みからなら自然な陰影がグラナスハルトの意匠性を引き立たせます。
完成!(引き)
ところが、引きでみて見るとグラナスハルトのホワイトが他の白いクロスと同化し、存在感はあれどそれほど主張はしません。
グラナスハルトのホワイトは、アクセントクロスのあるお部屋にも採用しやすいエコカラットだということがわかりました。
L字Rカット部分
今回唯一の難所!
L字Rカット!(LなのかRなのか)
スターターキットに含まれていたL字カット用の定規は使わず、縦横2カ所から糸ノコで切り込みを入れて、最後は手で割り、サンドペーパーを使ってRに整えました。
それでも最終的にかなりの隙間が空いてしまったため、カラットコークを隙間に流し込んで穴を埋めてます。
今回使用したエコカラットの枚数約1000枚!
メルカリとジモティーを駆使してもモノ代だけで6万円以上のコストがかかり、施工時間は夫婦2人がかりで5時間と、けっしてお手軽なDIYではありませんでしたが、
全体的に難しいポイントもなく、DIY自体の難易度はそれほど高くはないと感じました。
リビングの壁に『グラナスハルト』を採用した感想
リビングにエコカラット 『グラナスハルト』を採用して数日、素晴らしい意匠性はもちろんのこと、これまで半信半疑だったエコカラットの機能性の部分も大きな効果を実感!
例えば朝起きて、エコカラットが張られていない寝室からリビングに入る瞬間の、明らかに別空間に変わったとわかるほど、気温と湿度の差を感じます。
6度目にして初めてエコカラットの効果を実感w
普段、家族が集い、多くの時間を過ごすリビングだからこそ、快適なお部屋にしたいですよね!
あとはやっぱり見た目!
特に夜、間接照明に照らされたエコカラットは、その光景だけでご飯が何杯も進みます。
エコカラットをバックに飲むお酒は最高です!
見た目もよく、空間を過ごしやすく整えてくれるエコカラット。
迷ったらリビングに採用することをおすすめします☆
どうも、ほほなっつでした。
我が家のダイニングテーブルはこちら
我が家のダイニング照明はこちら
コメント