どうも、エコカラット職人になりたいほほなっつ( @mahi_x2)です。
前回、前々回に引き続き、これで4回目となるエコカラットDIYのお話。
リクシルの「エコカラット」「エコカラットプラス」は、空気中の有害物質を吸収し、湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出。
すぐれた調湿性能で快適な湿度を保とうとします。その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上とも言われています。
ですが私がエコカラットを家づくりに取り入れた理由はズバリ意匠性!
そこで今回は、廊下の奥の突き当たりの壁に、エコカラット プラス『ペトラスクエア(ライトグレー)』をDIYで施工しました。
この記事では、素人が廊下の壁にエコカラットをDIYした手順とビフォーアフターを公開しています。
廊下の壁にエコカラットDIY ビフォーアフター
ビフォー/アフター
今回は廊下の壁の突き当たりにエコカラット プラスの『ペトラスクエア(ライトグレー)』をDIYで貼りつけました。
我が家のエコカラットは大体このペトラスクエア! 選ばれる理由は安さと施工が楽ちんな点! 見た目も可愛いでしょ!
今回はどう貼ってやろうか迷いに迷ったすえ、天地左右に余白を生み出すアート貼り!(アートポスターみたいだからそう呼んでるw)
アート貼りは隙間を埋めるようなカット含めて施工に複雑な工程がない分、エコカラットのDIY初心者にはオススメの貼り方です。
最初に基準線さえズレなくしっかり引いてあげたらそれでほぼ完成! あとは貼る向きと順番だけ気にしながらペタペタ貼るだけ。
ひとまずこれで理想の廊下が完成しました!
専用ボンド
専用コーキング
もしカットの工程が必要とわかっているのであれば、事前に糸ノコとノコギリ(替刃も)は絶対に用意しておきましょう。
これがあると無いとでは作業効率と仕上がりの出来に大きな差が生まれます
『ペトラスクエア』DIYの施工手順
まずはこちら、我が家のエコカラットではおなじみ! 正方形のモザイクがらがおしゃれ可愛い『ペトラスクエア(ライトグレー)』
凹凸による陰影が空間に存在感と高級感を与えてくれます。ペトラスクエア(ライトグレー)の色味は白より若干グレーより。
裏面は緩衝シートで覆われており、エコカラット同士が擦れたりぶつかったりしても割れないよう守られています(それでも欠けたり割れたりするのがエコカラットの面倒臭いところ)。
緩衝シートをめくると6角形の薄いシートでさらに覆われており、これによりペトラスクエアのブロック同士がくっつき合う形に保たれています。
このシートは紙でできているので簡単に破いて隣り合わせのエコカラットを引き離すことも可能。
基準線を引いて壁紙を剥がす
施工したい範囲に基準線を引き、その範囲をマスキングテープでマーキング。
私はいっつもこの工程を疎かにして失敗しますw 今回もまさかあんな失敗につながるなんて・・・
壁紙を剥がす瞬間は毎度一番緊張します。もう後には戻れない感が心臓に悪いw
壁紙をキレイに剥がすコツは、刃が新品のカッターでさっと四隅に切り込みを入れて、スクレーパーやシール剥がしのヘラを使ってめくりながら剥がしていくこと。
エコぬーるG(専用ボンド)を使ってエコカラットを貼る
壁紙を剥がし終えたら、エコカラットの専用ボンド『エコぬーるG(専用ボンド)』を壁に塗り付けます。
くし目コテと呼ばれる、先がギザギザしたコテを使って満遍なくボンドを壁に伸ばすように塗り付けます。
ボンドの乾きが早いため、一度に広範囲に塗るのではなく、大体エコカラットのタイルが2〜3シート貼れるかな?分を小分けして塗ります。
今回は左上からエコカラットを貼り付けていくので、ボンドも左端から徐々に塗り伸ばします。
今回で4度目の施工となるエコカラットDIYマスターの私にとって、この程度の施工は朝飯前!
・・・ところが!!!!
大体半分まで貼り進めてきたところである異変に気がつきます。
あれ・・・?
なんだか・・・
少し・・・
曲がってないか!?
曲がってるねw
隣のコンセントと比べても一目瞭然w
やっちまったなー!
マジかーい!
ここから無理にエコカラットをずらそうにももう半分以上固まってしまいびくとも寸ともしない・・・
・・・剥がすしかないorz
幸い1箱分余分に用意していたのでエコカラットが足りなくなる自体は回避できたものの、一度貼ったエコカラットをキレイに剥がすのは至難!
大体は剥がす際にバッキバキに割れてしまうため、全て剥がしおわる頃には壁に貼り付けた分の約8割りのエコカラットを消失。
もったいねー!何やってんだ俺は
時間と労力とお金がパー!
はじめに正確な基準線を引くことを疎かにした結果、施工途中で斜めにズレるという最悪な事態へと繋がりました。
エコカラットは途中で軌道修正することが困難なため、最初の数ミリのズレが後々の致命傷に!
どんなに時間がかかっても最初の正確な基準線の割り出しだけはしっかりと行うことを強く強くお勧めしますorz
最初から貼り直して当初予定していた3倍以上の時間をかけてようやく完成!w
今度こそまっすぐできた!
厚みの違う2種類のスクエアによる凹凸が高級感を演出。
白く塗った扉たちやグレージュの壁とも、ペトラスクエア(ライトグレー)は相性抜群!
これでエコカラットの総面積が床面積の1/4以上に到達!多分廊下が家の中で一番過ごしやすい空間になったw
エコカラットの何が好きかってこの凹凸による陰影!ぶっちゃけずっと眺めてられますよ!
予期せぬ失敗もありましたが、今回のエコカラットDIYも無事終えることができました。
失敗してからのキレイなリペアが素人では中々難しいところではありますが、そもそもDIYに失敗はつきものです。
「失敗してもなんとかなる」のもDIYの魅力の一つ!
エコカラットDIYのワンポイントアドバイス
エコカラットは、キレイに貼るよりも剥がす方が圧倒的に大変。
専用ボンドはあっという間に乾いてしまうため、一度壁に貼り付けたエコカラットは数分〜数十分のうちに固まってしまいます。
そこから無理に剥がそうとすると、当然エコカラットはバキバキに割れ、隣同士のエコカラットにもお負荷がかかるので、結果欠けてしまうか割れてしまいます。
さらに、下地にも傷やボンドによる凹凸が残るため、再度エコカラットを貼り付ける難易度も上がってしまいます。
ある程度貼り直しのきく壁紙やシート貼りなどと違い、エコカラットの貼り付けは一発勝負!
DIYでエコカラットの貼り付けを行う際は、とにかく丁寧かつ正確に基準線をひき、貼り付けも慎重に進めましょう。
どうも、ほほなっつ( @mahi_x2)でした。
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