壁紙はDIYできる!アクセントクロスを貼り変えた手順と実際に掛かった費用を公開

どうも、中古マンションを購入してからDIYに目覚めたほほなっつ( @mahi_x2)です。

壁紙(クロス)はプロに頼むものだと決め付けていませんか?

もちろんプロに頼めば仕上がりもキレイだし、何より自分自身は何もしなくていいから楽ちん。

但し、プロに頼めば当然それ相応の施工費がかかります。

実際に、リビングの壁一部をアクセントクロスに貼り変えようとプロに見積もりを出した結果、約12mの壁一面の施工費(クロス代込み)で6万円ほどでした。

もしクロスの貼り替えをDIYで行えるとすれば、掛かる費用もずっと安く抑えられますよね。

デコボコ入り組んだ複雑な壁や天井でもない限り、クロスの貼り替えは意外とDIYできるんです。

この記事では、DIYでリビングの壁一部をアクセントクロスに貼り変えた手順と結果・実際に掛かった費用の総額などを紹介しています。

目次

アクセントクロス貼り替えビフォー・アフター

ビフォー/アフター

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白い塗り壁風のクロスを、グレージュ(サンゲツSLL5465)のアクセントクロスに変更。クロスは『壁紙屋本舗』で購入した生のり付きクロスを使用しました。

人気のブルーグレーもあります

さらに、Francfranc(フランフラン)の貼って剥がせる壁紙『リムーバブル ウォールペーパー』をグレージュのクロスの上から被せるように貼り付けています。

全体的に白くて野暮ったかったリビングが、グレージュと花柄のアクセントクロスが加わる事でシュッとしまった印象に変わりました。

ついでに赤茶色で重たい印象だったドアも白くリメイクしています。

クロスの貼り替えDIYで準備するもの

リビングのアクセントクロスDIYで、実際に使った物を紹介します。

要は「壁に壁紙を貼る」だけなんですが、意外と多くの道具を必要とします。

準備する物
  • クロス
  • なでバケ
  • 地べら
  • 竹べら
  • ジョイントローラー
  • カッター
  • ドライバー
  • はさみ
  • メジャー
  • マスカー
  • マスキングテープ
  • スポンジ・雑巾
  • 脚立
  • バケツ
  • 5円玉・糸
  • 鉛筆
  • コーキング

準備する道具がこれだけ多いとこれだけでやる気がなくなってしまいますよね。私もです。

これらの道具を準備するのが面倒臭いという面倒くさがりは、『壁紙屋本舗』『壁紙施工道具7点セット』を購入してください。

クロスのDIYに必要最低限の道具7点(なでバケ、地べら、竹べら、カッター、替刃、ジョイントローラー、スポンジ)と、クロス本体がセットになったお得なプランです。

ほほなっつ

私もこのセットプランを購入

さらに、道具7点セットを購入すると、実際の施工手順を写真とQRコードで詳しく解説されたガイドブックが貰えます。

生のり付壁紙の貼り方完全ガイド(表)
生のり付壁紙の貼り方完全ガイド(裏)
ほほなっつ

ぶっちゃけこのガイドブック通り施工を進めればほぼ失敗しません。仮に失敗したとしてもリペアする方法も載ってます

失敗しない!クロス貼り替えをDIYする全手順

SLL5465

初めてアクセントクロスをDIYするにあたり、失敗しないためにもwebやSNSで沢山の予習をしました。

ほほなっつ

それでも失敗しましたwけれども幸い致命的な失敗にはならず

どこを失敗したのかと言うと、クロスを余分に購入し過ぎてしまったのがまず一つと、二つ目は貼り合わせ後のカットに失敗して丸々2メートル分無駄にしてしまった事。

ほほなっつ

結果的に余分に購入したことに救われましたw

クロス貼り替えに限らず、DIYで失敗をしないコツは「焦らず」「ゆっくり」「丁寧に」。そして、仮に失敗しても「どうにかなる」のがDIYです。

クロスの施工手順は概ね下記の7行程。

DIY手順
  • 古いクロスを剥がす
  • 下地を整える
  • 基準線を引く
  • 天井高を測る
  • 新しいクロスをカット
  • 新しいクロスを貼る
  • 仕上げにコーキングで剥がれ防止

古いクロスを剥がす

コンセントカバーやカーテンレールなど、クロスを貼る面にある突起物で外せる物は全て外します。

その上で、今貼られている古いクロスを全て剥がします。

この時、薄い裏紙は残しておきます。

下地を整える

古いクロスを完全に剥がし終えた後、下地が汚れていたり、剥がれていると接着不良の原因に繋がります。

汚れは薄めた中性洗剤で落とし、剥がれはボンドで補填、また、凹みや隙間の大きな傷がある場合は、石工パテなどでしっかりと埋めておきます。

基準線を引く

5円玉に糸を結んだ物を吊るし、垂直を出して貼り始めから横に90㎝のところに基準線を引く。

天井高を測る

メジャーで床から天井までの高さを測る。

新しいクロスをカット

ロール状ののり付きクロスを拡げて必要分をカットします。

のり付きクロスは通常のクロスに比べ、のり付け不要な点が我々初心者にはありがたいのですが、のり付きであるが故に1点デメリットも存在します。

それは、クロスが湿っていてカットし辛く、破けやすいという点。

その点に注意しつつ、天井の高さ+切り代10㎝(柄物の場合はタテのリピート分)のところでカット。

柄のあるアクセントクロスの場合は、1枚目と2枚目の柄を合わせながらカットします。

カットしたら裏のフィルムを剥がしてのり面どうしを合わせて、折り目がつかないよう優しくジャバラに折りたたみます。

新しいクロスを貼る

ここまで来たらあとは貼るだけ。

クロスの左端を最初の基準線に合わせて、上下に5㎝の余分を持って1枚目を貼ります。

この時、右端は多少空いてしまっても後からコーキングで埋めることができるので気にせずOK。

のりが乾くまでは何度でも貼り直し、調整が可能なので「焦らず」「ゆっくり」「丁寧に」。

位置が決まったら、なでバケで中心から縦方向に気泡を逃しつつ貼っていきます。

ついついなでバケを横に動かしたくなりますがグッと堪えて。

クロスは伸びるので、横に伸ばしすぎると後で乾燥した際に収縮してジョイント部分に隙間が出来てしまうからです。

ほほなっつ

私は横にガンガン伸ばしてしまったため、しばらく経って目すきが出来ました

クロスのジョイント部分はローラーを使ってしっかり圧着させます。

これをするとしないとでは仕上がりに大きな差が生まれます。

アクセントクロスDIYで私が一番苦戦したポイントがこのインターホン受話器の部分。

今時古臭いゴッツイタイプの受話器は完全に取り外すことが出来す、上からクロスを覆ってバッテンに切り込みを入れ、あとは手探りで放射状にカット。

ほほなっつ

少しだけ隙間が出来てしまったけど目立たないからセーフ

一応完成!

幸いこの壁はそこまで障害物もなく、ドア周りとインターホン受話器以外はなんの苦労もなくペタペタ貼ることが出来ました。

とは言え、古いクロスを剥がしてからここまでに掛かった時間は6時間ほどw

ほほなっつ

少しだけ隙間が出来てしまったけど目立たないからセーフ

もう一息!

仕上げに、Francfranc(フランフラン)の貼って剥がせる壁紙『リムーバブル ウォールペーパー』でアクセントクロスの重ね掛けをします。

施工は簡単of簡単!

貼りたいポイントに合わせて天井から床に一気に貼り降ろすだけ。

「剥がせる」という割には頼りがいのある接着力。ところがいざ剥がしてみると気持ちよく剥がせることに驚き!

下地のクロスも傷付くことなく剥がせて、また、1度剥がした程度なら接着力も衰えることなく、再度貼り合わせることも出来ました。

Francfrancで購入したゼブラのアートボードを飾ったら出来上がり!

見慣れた我が家のリビングの壁がモダンな印象に生まれ変わりました。

コーキングで剥がれ防止

最後に念のため、コーキングで剥がれ防止の補填をします。

ハンドコークの口を斜めにカットし、コーナー部分に沿って一定の力で押し込み滑らせるだけ。

超簡単!

・・・とはいかず。

如何せん不器用なものでこの通り、ガッタガタの仕上がりし徹夜した朝方から最悪な気分。

すぐに拭き取り再度リトライ!

プロは先ほどのやり方で一発でキレイに仕上げてしまうのでしょうが、私のような不器用は1行程手間をかけて仕上げます。

マスキングテープでコーキングしたい箇所を挟み、その上からコーキング材を厚塗り。

指の腹をまっすぐ滑らせて平に整え、コーキング材が乾く前にマスキングテープを剥がします。

ほほなっつ

コツは、マスキングテープ同士の感覚を狭くすること!

すると、先ほどとは打って変わって真っ直ぐ均一に、キレイな仕上がりに。

ほほなっつ

まだ若干デコボコしているのは私の腕の限界。練習あるのみ!

完成!

気がつけばすっかり朝になってしまいましたが、初めてのアクセントクロスDIYを無事に行うことが出来ました!

完成してみればその仕上がりに大大大満足!

また一歩、理想のお家に近づきました。

クロスの貼り替えDIYで掛かった費用総額

アクセントクロスに貼り替えたいと決めて、プロに相談して出てきた見積もり=約6万円ほど。

今回のDIYで掛かった費用の総額=15,775円(『壁紙施工道具7点セット』=10,175円+『リムーバブル ウォールペーパー』=5,600円)

結果、アクセントクロス貼り替えに掛かるコストを約1/3以下に抑えることが出来ました!

プロが提示してきた見積もりの中には、アクセントクロス代、施工費、消耗品代、撤去費、下地処理代なども含まれます。それら全てをお任せできる分「安い」と感じるか「高い」と感じるかは人それぞれ。

実際、私もアクセントクロスをDIYする以前は「高い」と判断してDIYに踏み切った訳ですが、DIYしてわかった苦労や難しさなどを考えると、「安い」と思う部分もあります。

但し、それ以上にDIYでなら「格安」でクロスの貼り替えが出来るということ。

カーテンやラグの模様替えをするくらいの感覚で、クロスは交換できる物なんだと知りました。

アクセントクロスのDIY:まとめ

DIYでリビングの壁一部をアクセントクロスに貼り変えた手順と結果・実際に掛かった費用の総額などを紹介しました。

今回のDIYでわかった事は3つ。

一つは、クロスの貼り替えは十分DIYのはんちゅうで行えるということ。

二つ目は、プロに頼むよりも1/3以下のコストで済むということ。

三つ目は、DIYでもとても満足いく仕上がりにおさまるということ。

意外と大変ではありましたが、道具も揃えたことですし、気に入ったクロスを見つけたらまた部屋のどこかの壁を貼り替えてみようと思っています。

どうも、ほほなっつ( @mahi_x2)でした。

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