どうも、中古マンションを購入してリノベーションしたほほなっつ( @mahi_x2)です。
我が家の建具=ドアは全て茶色いフラットドアでした。
マンションやアパートなどで見かけるいかにもなやつ
元々明るいドア希望でしたが、どうしても予算の都合上、リノベーション時に変えることができませんでした。
そこで、暇さえあればセルフリノベでコツコツと塗装リメイクを進めてきました。
ほとんどのドアを白く塗り替えたところで、ドアの塗装リメイクにもだいぶ慣れてきたので、思い切ってトイレのドアを好みの色味に塗り替えてみました。
この記事では、DIYでトイレのドアを“ピンクアッシュ”に塗装リメイクする方法を紹介しています。
トイレのドアを“ピンクアッシュ”に塗装リメイク
中古マンションを購入後、リノベーションしようと決めてから、お部屋のドアには『リクシルのDパレット(新色ピンクアッシュ)』を採用する気満々でした。
ところが、いざフタを開けてみると、我が家のドアの規格は全て特注サイズ!
なんとリクシルの既成サイズのドアは取り付けることができませんでした。
Dパレットを採用したくば、より高額の特注サイズを注文しなければならず、我が家のドア全てにコレを採用した場合、とてもじゃないけど予算内には収まらず泣く泣く断念。
だけどどうしても諦められない〜!
ドアの取り替えが難しければ今あるドアを塗ればいい!
しかし、Dパレットのピンクアッシュドアに限りなく近い色のペンキを探したところ、見つからず・・・「それならいっそ作ってしまえ!」と逆に火がついたデザイナーほほなっつ。
2色のペンキを掛け合わせてピンクアッシュカラーを調色することにしました。
2色のペンキを混ぜて“ピンクアッシュ”カラーを再現
混ぜわせたペンキはこちら
- 左:イマジンウォールペイント ボタニカラーズ『クヌギ』
- 右:ターナーミルクペイント『アンティークローズ』
完成したピンクアッシュカラーがこちら
掛け合わせる比率は、
ボタニカラーズのクヌギ3:ミルクペイントのアンティークローズ1の割合。
どうです? 個人的には十分Dパレットのピンクアッシュに近づけたのでは!?と思っています。
そもそもペンキって混ぜ合わせて平気なの?
「絵の具のようにペンキも混ぜられるだろう」と何も考えずに混ぜてしまいましたが・・・
そもそもペンキって混ぜてもよかったのでしょうか?
ググってみました! その結果・・・
- 溶剤が同じペンキ
- 同メーカー同ブランドのペンキ
- 溶剤の異なるペンキ
- 水性と油性
溶剤が同じ、もしくは同メーカーのペンキ同士だったら普通に混ぜ合わせて問題ないそうです。
むしろお店で売られているペンキは基本色なので、混ぜ合わせて好みの色を調色することが前提なんだとか。
調べもせず別メーカーのペンキを混ぜわわせてしまったけど、ボタニカラーズとミルクペイントは溶剤が同じ自然由来のものでした!っほ
クッションモールディングでドアを装飾
我が家のドアリメイクではもうおなじみとなった秘密兵器『クッションモールディング』を使ってフラットなドアにアクセントを加えます。
クッションモールディングは『壁紙屋本舗』で購入できます!
サイズ | 長さ:99㎝ 巾:3㎜ 厚み:1㎝ 重さ:10g |
素材 | 表面:塩化ビニール 裏面:強粘着シール スポンジ部分:高密度ポリエチレン |
これ、ただのモールディングではありません。
なんと木ではなく塩ビ素材(発泡スチロールのようなスポンジ)でできてるので、カッターやハサミで簡単にカットができます。
また、裏には強力接着シートが備わっている為、多少凹凸のある壁にも簡単に貼ることが出来ます。
何より安い!コレ大事!
クッションモールディングは塗装もできる為、お部屋の色や雰囲気に合わせてカスタマイズが可能。
このように、モールディングを貼り付ける側の油膜や汚れを落とし、基準線を引いたらモールディングが曲がらないよう丁寧に貼り合わせて使います。
貼り合わせたあとは好きな色を塗り完成!
実際の仕上がりは?トイレのドアビフォー・アフター
ビフォー/アフター
茶色いフラットドアのトイレが、明るいピンクアッシュカラーに生まれ変わりました。
本物のDパレットみたいに表面の木目を活かすことは叶いませんでしたが、色味だけなら相当クオリティ高く仕上がったと思ってます。
滅多に私を褒めない嫁もこのトイレのドアには絶賛!
絶賛だよー
我が家のリメイクドアは全て外側と内側でモールディングの形を変えています。
外側が3段組み、内側は2段組み。
2色のペンキを掛け合わせて生まれたピンクアッシュの色味は、照明の色や照らし加減によって、グレーアッシュとパステルピンクが交互に見え隠れする飽きのこないカラー。
質感はややヒンヤリとしており、マットだけどツルツル滑らか。
グラフィティペイントのサラサラザラザラな手触りと比べると、ボタニミルク(勝手に命名)の方が心地よい質感
ペンキ掛け合わせのデメリット
オリジナルカラーのペンキで塗装した場合、気をつけなければならいない点があります。
既製の色が売られているペンキとは異なり、このピンクアッシュカラーは市販で売られていないため、一度レシピを忘れたら二度と同じ色は作れません。
さらに、万が一塗装面が剥がれたり傷ついた場合、また一からピンクアッシュを調色し直す必要があります。
PCのグラフィックツールのように、一度作った色はパレットに記録してあとで自由に使えたらどんなに楽か・・・
どんなに下地作りを丁寧に施したとしても、水性ペンキが完全硬化するまでの2週間は割と簡単に剥がれ落ちてしまいます。
仮に完全硬化したからといえ、爪で強く引っ掻いたり、家具や物が強く当たればその部分のペンキは欠け落ちます。
これは一大事だ!
水性ウレタンニスで塗装面を守る
気軽に手に入らない色だからこそ、水性ウレタンニスを使って塗装面を完全に保護する必要があります。
私がドアのリメイク仕上げで好んで使う水性ウレタンニスは、『壁紙屋本舗』で売られている『イマジンクリアコート(ツヤ消し)』
アクリル絵の具でおなじみのターナー色彩と壁紙屋本舗がコラボしてできたオリジナルのニス。
このイマジンクリアコートの魅力は、仕上がりが黄変しにくくべたつかないところ。
木材のコーティングや塗装面を保護する目的で使われるニスですが、ホームセンターなどで売られている一般的な水性ウレタンニスは、ツヤ消しでもややツヤが出てしまい、黄ばみやベタつきも気になります。
そんな悩みを全て解消してくれるのが『イマジンクリアコート』です。
実際に使用してみた
実際に『イマジンクリアコート(ツヤ消し)250ml』を使ってピンクアッシュに塗装したトイレのドアをコーティングしました。
250mlはおおよそ、両面ドア1枚を塗って1/5余るくらいの量です。
実際の仕上がりイメージ
見た目に関していえば本当に何も変わりません。いや、何かは変わっているのかも知れませんが、私の目では確認できませんでした。
手触りは元々マットだった表面が、さらにカサっと乾燥したのかと言うほどより一層サラサラマットな状態に。
一切のツヤが消えた!
一般的な水性ウレタンニスと比較
一般的な水性ウレタンニスと比較
光を当ててニスを確認
無理やり光を当てたらようやくニスによるコーティングの痕跡がみられました。
こうしてみると塗りムラがひどいなw光を当てなきゃほとんど見えないので見なかったことに・・・
ピンクアッシュ塗装リメイク:まとめ
この記事では、DIYでトイレのドアを“ピンクアッシュ”に塗装リメイクする方法を紹介しました。
2色のペンキを掛け合わせることにより、かねてより望んでいた理想のドアに近づけることができました。
可愛いいは作れる!
ドアも作れる!
どうも、ほほなっつ( @mahi_x2)でした。
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