どうも、家中のドアを1人でコツコツリメイクしているほほなっつ( @mahi_x2)です。
このブログでもドアの塗装リメイクのお話は何度かネタにしてきました。
始まりは購入したマンションのドアの色が嫌だったことがキッカケ
ドアを好みのものに取り替えてしまおうにも、予算の都合上間に合わず・・・
それならいっそ塗っちまおうとプロに相談したらドア+ドア枠1セットにつき20,000円×11ドア分!
完全予算オーバー!
とりあえずドアの色が茶色でも普通に暮らす分には何の問題もないので、時間をかけてコツコツと塗装リメイクしていくことに決めました。
そして月日は流れ・・・今のマンションに引っ越してから約半年!
この度いよいよ、DIYにて全てのドアリメイクが完成を迎えました!
この記事では、家中全てのドアの塗装リメイクで掛かった費用と時間、ビフォーアフターを紹介しています。
ドアの塗装リメイク ビフォー・アフター
ビフォー/アフター
リビングダイニング
1日の中で最も多くの時間を過ごすのがこのリビングダイニング。
イヤでも目につく扉が茶色くて重たい印象では気持ちも重たくなるばかり!
ドア3枚を塗り終えたイメージがこちら。
茶色いドアを白く塗り変える事で、リビング全体のトーンが明るい印象に生まれ変わりました。
また、合間にアクセントクロスのDIYも行い、白すぎるお部屋にアクセントとメリハリを加えています。
リビングクローゼット
クローゼットは扉を外して枠と共に表裏塗装。
特に飾りも付けずにフラットにただ塗っただけの仕上がり。
リビングドア
リビングと洗面所をつなぐドアにははじめてモールディング装飾も施しました。
リビングドア②
後日改めて塗装したのがリビングと廊下をつなぐガラスドア。
すでにガラス部分がアクセントになっているのでモールディング装飾は施さずに塗装のみで仕上げています。
廊下
廊下はこの茶色い重厚的なイメージも密かに気に入っていた為、ドアの塗装リメイクに中々踏み込めずにいました。
最終的に白く塗り替える決断を下したのですが、白くなった事で最も印象の違いがハッキリと現れたのもこの廊下です。
ややオレンジがかって見えた廊下の印象が明らかに白く明るくなりました!
寝室ドア/トイレドア/洋室ドア
寝室、トイレ、洋室のドアにはモールディンディングを装飾。
廊下クローゼット/洗面所ドア
玄関クローゼットと洗面所へと繋がるスライドドアには、モールディング装飾を行わずフラット仕上げ。
トイレドア
家中のドアを白く塗り進めていく中で、トイレのドアだけは嫁の意見を取り入れて“ピンクアッシュ”カラーにしています。
\ピンクアッシュカラーのドアの作り方/
イマジンウォールペイント『ボタニカラーズ:クヌギ』とターナーミルクペイント『アンティークローズ』を掛け合わせて配色。
照明の色味や照らされ加減によって、アッシュグレーとパステルのトーンが交互に見え隠れする飽きのこないカラーです。
洋室
洋室クローゼット
この4枚扉のクローゼットは、全ての扉の中で一番最初に塗装リメイクした作品です。
「どう塗ればムラなくキレイに仕上がるのか」を試行錯誤し、何度も剥がれては塗り直してを繰り返しながら、最後には水性ウレタンニス(艶消し)でコーティングまで施している渾身の処女作。
寝室
寝室クローゼットのドアの色味もトイレと同じくピンクアッシュカラーを調色してリメイクしました。
こちらの配色は、壁紙屋本舗で売られているイマジンウォールペイント『ボタニカラーズ:クヌギ』と、『フレンチヴィンテージカラーズ:バレエシューズのコサージュ』を4:1で組み合わせて作りました。
洗面所
3枚の茶色いドアに囲まれていた我が家の洗面所は、それはそれは重たい印象の空間でした。
全ての扉を白く塗り替えことで、廊下につぐ劇的変化を遂げました。
白い扉は白基調のフレンチヘリンボーンや、アッシュブラウンの洗面台とも相性抜群!
ドアの塗装リメイクに掛かった費用
- 水性ペンキ(グラフィティペイント使用)
- モールディング
- 刷毛
- ローラー
- サンドペーパー(#320~#800)
- マスキングテープ
- マスカー
- ローラーバケット&内容器
- パーツクリーナー
- プライマー(ミッチャクロン使用)
ドアの塗装リメイクには1度にこれだけの物を使います。
これら全ての金額を合計すると、ドア一枚リメイクするのに掛かる費用はざッと見積もって7,000円〜1万円ほど。
クローゼットはドア半分ほどの面積なので掛かる費用もドアの半分で計算しました。
すると、ドア11枚リメイして掛かった合計金額は、安く見積もっても5〜6万円ほど。
もし仮に同じことをプロに依頼した場合、20万円〜30万円の費用が掛かっていました。
私が行ったドアの塗装リメイクは厳密に言えばまだ未完の状態で、水性ウレタンニスによるコーティング仕上げを残しています。
ドア1枚にかかるニスの金額は約2,000円ほどなので、ドア合計11枚合わせるとニスの費用だけでも2万円を超えてきます。
実際にもらったプロの見積もりにはこのニス仕上げも含まれている状態で、さらに全工程の作業日数が5日と超スピーディー!
そう考えると、プロの見積もりも決して高いとは言えない金額でしたが、DIYしたことによりドアの塗装リメイクのコストを1/5以下に抑えることが出来たので大満足です。
めちゃくちゃ時間は掛かったけど、仕上がりのクオリティはプロに引けを取らないと自画自賛してます!
水性塗料は『グラフィティペイント(GFW-33:ダイアモンドダスト)』をメインに使いました。
ややアイボリーがかったホワイトで、仕上がりはサラサラ系のツヤなし。
グラフィティーペイントは本当に伸びと発色が良く、下手すれば一度塗りで仕上がってしまいそうなほどの仕上がりに、一度使ったらもう他のペンキが使えなくなるほど魅力的な水性塗料です。
トイレのドアに使ったピンクアッシュカラーは、『ターナーミルクペイント(アンティークローズ)』と『イマジンウォールペイント(クヌギ)』を掛け合わせて調色しました。
そして、我が家のドアリメイクに欠かせないキーアイテムとなったのがこれ。
『壁紙屋本舗』で購入したクッションモールディング。
素材が木ではなく塩ビなので格安で手に入ります。
さらに、柔らかい為カッターやハサミで簡単にカットができるほか、裏には強力接着シートが備わっているので多少凹凸のある壁にも簡単に貼ることが出来ます。
クッションモールディングは塗装もできる為、お部屋の色や雰囲気に合わせてカスタマイズが可能。
ドアの塗装リメイクで掛かった時間
- 外せるものは可能な限り外す
- パーツクリーナーで油膜と汚れを拭き取る
- 養生&マステで装飾のアタリをつける
- モールディングを貼る
- ミッチャクロンを塗る
- 一度塗り&乾いたらヤスリで削る
- 二度塗り&乾いたらヤスリで削る▶︎完成(我が家はここまで)
- 塗膜が乾いたらニスでコーティング
ドアの塗装リメイクにはこれだけの作業工程を必要とします。
\ドアの塗装リメイクの詳しい手順はこちら/
ドアを1枚塗って乾かしている時間にもう1枚のドアを塗ることができるので、ドアの塗装リメイクをする際は必ず2枚1セットと考えて施工するようにしていました。
上記の手順を1セット分行い、かかる時間は約6〜8時間ほど。
寝る時間などを除くと、ほぼ1日中ドアと向き合ってることになります。
我が家では3歳と2歳の小さな子どもがいるため、子ども達が寝静まった深夜か、子どもたちがお出かけするタイミングを見計らって施工を進めることが多くありました。
結果、ドア11枚リメイクしきるまでに、掛かった日数は約半年!
但し、もし好きなタイミングで自由にやれたとしても、ドアの塗装リメイクは想像以上に体力と気力を消耗します。
1セットリメイクした後、毎回「もう二度とごめんだ」と心に誓うほどハードワーク
ところが1ヶ月も過ぎたあたりから懲りずまた塗りたくなるから不思議ですよねw
まとめ
この記事では、家中全てのドアを塗装リメイクして掛かった費用と時間、ビフォーアフターを紹介しました。
ドアの塗装リメイクは、お家の中の印象を大きく左右します。
ところが、いざDIYでドアの塗装リメイクをしようにも、手順も多く、意外と費用も掛かります。
塗る前のドアの下地作りや養生を疎かにすると決してキレイに仕上がらず、
塗った後のアフターフォローにも気を使ったりと、ドアの塗装リメイクは想像以上に重労働!
反面、手順通り丁寧に行えば特に難しい工程もなく、DIY初心者でも十分キレイに仕上がるのもドアリメイクの良いところ。
苦労した甲斐あり、また一歩理想のお家へと近づきました☆
どうも、ほほなっつ( @mahi_x2)でした。
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