どうも、中古マンションを購入してリノベーションしたほほなっつ( @mahi_x2)です。
憧れのエコカラットプラスをDIYしてみました。
リクシルの「エコカラット」「エコカラットプラス」は、空気中の有害物質を吸収し、湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出。
すぐれた調湿性能で快適な湿度を保とうとします。その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上とも言われています。
だけどそんな効果は割とどうでもよくて、私がエコカラットに憧れた理由はズバリ意匠性!
THE・エレガント!
しかしいざプロに依頼するとなるとどんなに安くても10万円以上!そもそもエコカラットその物がお高い!送料もお高い!
中々手が出せない
そんな時、メルカリにてお目当てのエコカラットプラスが新品で半額以下のお値段&送料込みで出品されているのを見かけて即決!
正直自分で出来ない気が全くしなかったのでDIYで貼っつける事にしました!
そして見事に失敗しましたw
この記事では、失敗したけど上手にできた!素人がエコカラットのDIYに挑戦した全手順とビフォー・アフターを紹介しています。
エコカラットプラスの特徴
エコカラットは、粘土鉱物などの微細な孔を持つ原料を焼成した内装用の壁材でエアクリーニングウォールとも呼ばています。
主な役割としては、一年を通して湿度を快適に保ち(壁材が吸って出す)、ニオイや有害物質をも吸収してくれるという点。
そして、今回私がDIYで使用した「エコカラットプラス」は、通常の「エコカラット」に比べて吸放湿度が30%プラスされ、
また気になる臭いを軽減する性能や有害物質を低減させる能力もプラス。
まさに名前の由来通りの性能!
デザインの種類も豊富でどれも魅力的ですが、私が選んだエコカラットプラスは『ペトラスクエア(ライトグレー)』という名称のSシリーズ。
ライティングによる陰影が美しい正方形のデザインが特徴。
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エコカラットのDIY ビフォー・アフター
廊下のビフォー/アフター
洗面所のビフォー/アフター
今回エコカラットのDIYを施した場所は、廊下と洗面所の壁一部分。
壁のほんの一部分をエコカラットに変えるだけで見違えるほど雰囲気が変わりました。
出来栄えについては大満足!素人が初めておこなったDIYにしては十分なできではないでしょうか。
本当にやって良かった!毎日エコカラットに触れて眺めて幸せな気分に浸っています
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エコカラットのDIYで準備するもの
エコカラットのDIYで、実際に使った物を紹介します。
代用の効く物もありますが、エコカラットのDIYにはどれも必要な道具なので揃えましょう。
- エコカラット
- エコぬーるG(専用ボンド)
- カラットコーク(専用コーキング)
- くし目コテ
- タッカー(壁紙の上から貼る場合)
- 長めの定規(壁紙を剥がす場合とエコカラットのカットに使用)
- マスキングテープ
- マスカー
- ローラーカッター(普通のカッターで代用可)
- 糸ノコ(L地カットに必須)
- 小さめのノコギリ(L地カットに必須)
- サンドペーパー(カット後のサイズ微調整に使用)
- 小さめのスクレーパー(カット後のサイズ微調整に使用)
専用ボンド
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専用コーキング
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エコカラットのDIYで何が大変かというと「貼る」よりも断然「切る」工程です。
特に、事前にコンセント周りや複雑なカットが絡むとわかっているならば、糸ノコとノコギリ(替刃も)は絶対に用意しておきましょう。
これがあると無いとでは作業効率と仕上がりの出来に大きな差が生まれます。
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素人が10時間かけてエコカラットをDIYした全手順
簡単なようで意外と大変だったエコカラットのDIY。
完成こそ上手く行きましたが、途中何度も失敗し、一部剥がしてやり直すという事態も発生。
そしてかかった時間はのべ10時間以上!その時間のほとんどがコンセント周りの複雑なカットでした。
カットがなければ超簡単!
はじめに取りかかった箇所は玄関と繋がる廊下の壁。
リノベーションしたばかりなので壁も床も天井もまだまだ新品同様なのですが、全体の見栄えがシンプルなのでエコカラットでアクセントを加えてみます。
まずはエコカラットを貼る範囲の壁紙を剥がしていきます。この時、施工範囲のマイナス1㎝内側をマスキングテープで囲います。
そのままマスキングテープ沿いにガイドをあててカッターで上から下に軽く切り込みを入れるとキレイに剥がせます。
壁紙を剥がさない場合はマスキングテープの枠内にタッカーを打ち込んで補強します。
壁紙を剥がし終えた図
毎度毎度DIYの度に思うのが壁紙を剥がす瞬間だけはドキドキします。後戻りできないからね
念の為マスカーで汚したくない範囲を養生し、後はひたすらコテでボンドを塗ってボンドが乾かないうちにエコカラットを貼っつけていくだけ。
最後のみエコカラットの直線カットが待ち受けていました、直線ならそこまで難しくありません。
直線カットはローラーカッター(普通のカッターでも可)で切れ込みを入れて手でパキッと割ります。
エコカラットは非常に脆く、少しの力であっさり割ることができます
割る瞬間はエコカラット表面が欠けたり横割れしたりする為、念の為表裏に切れ込みを入れておきます。
断面をキレイに整えたり細かなサイズの調整はサンドペーパーがあると便利。
この時凄まじい勢いで粉が出るので養生は必須です。
完成!
ほとんどカットもなく、作業時間はおおよそ1時間ほど。
シンプルだった廊下の壁に凹凸の陰影が加わり高級感増し増し!
ライトグレーのカラーがもともとアイボリー色の強い廊下の壁ともマッチ!
エコカラットの陰影と質感は見てても触れても癒されます。
気持ち玄関先の空気が澄んだように感じるのは気のせいかな!?(多分気のせい)
複雑なL地カットが鬼門!
廊下とは打って変わって施工が難しかったのが、コンセントとスイッチのパネルが入り組む洗面所の壁。
マスキングテープで範囲を囲み、壁紙を剥がしたらエコカラットを貼り付けていく作業は一緒。
ここまでは順調。そしてここからが最難関。
L字カットをはじめ、1枚のエコカラットタイルに対して2方向からの切り込みを必要とします。
当然手でパキッと割ることも出来ません。
カットは基本糸ノコとノコギリで行います。直線カット同様ローラーカッターや普通のカッターではキレイに仕上げることが至難。
▲実際にカットしてみた例がこちら
少し余分のカットして隙間をカラットコークで埋めるか、ぴったり目にカットしてサンドペーパーで微調整していきかはお好みで。
ちなみに私は両方の手段を駆使しました
完成!?
何もなかった洗面台脇の壁がエレガントに生まれ変わりました。
でもなんか目線の高さにヒビ割れが多いのが気になる
拡大してみてみると・・・
確かに3箇所にヒビ割れが。しかも全てL字の箇所!
一度気になってしまうともう頭から離れずスッキリしない為、後日エコカラットを剥がしてリテイクする事に。
但し、エコカラットは専用ボンドで一度貼ってしまうと基本的には剥がせません。
無理に剥がすと高確率でエコカラットは割れ、隣同士のエコカラット側面も欠けます。
剥がす際にノミやスクレーパーで下地が傷つく事も十分あります。
そんな注意事項も一切無視して、ヒビ割れた箇所のエコカラットを無理矢理スクレーパーで剥がした図がこれ。
下地は傷つき、ヒビが入っていたエコカラットの隣の無事カラットも結局剥がす際に割れてしまいました。
エコカラットはキレイなものに差し替えればいいし下地もどうせ見えなくなるから問題なし!
そしてここからが長かった!!!
一度剥がしたからには次は完璧な状態で貼りなおしたい。そんな一心でひたすらL字カット+サンドペーパーで調整。その過程で割れていったエコカラット達・・・折れそうな心。
昼過ぎから始めた作業も気がつけば夜の11時w
そして最後のピースをハメてようやく完成!
ヒビ割れは断固として許さず、細かな調整でなるべく隙間を作らずハメ込んでいきました。
それでもやや隙間が生じてる点は素人の限界というか私の限界というかです。
そんな隙間も最後はカラットコークで埋めてしまえばこの通り!
今度こそ完成!
何度も言うけど素人の初めてのエコカラットDIYにしては上出来ではないでしょうか。
隙間を埋めすぎてコンセントカバーが外せなくなったのは内緒ね
後から知ったのですが、コンセントの部分はわざわざこんな苦労をしなくても、エコカラット 専用のコンセントスペーサーって言うのがしっかりあるみたい。
1連コンセント用
2連コンセント用
3連コンセント用
早く言ってよそれ
自己満で完璧を求めたDIYでしたが、いざ終わって見てみるとそこまでエレガントな印象にはならなかったなと言うのが正直な感想。
それでも10時間以上かけて仕上げたエコカラットですので私は気にいっています。
L字カットでお亡くなりになったエコカラットの残骸たち
細かなカットに使った道具たち
途中糸ノコの刃が死んでカット効率がガクッと落ちたので、刃の替えは多めにストックしておくと良さそうです。
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エコカラットのDIY:まとめ
失敗したけど上手にできた!素人がエコカラットのDIYに挑戦した全手順とビフォー・アフターの紹介でした。
これまでドア・枠の塗装やクロスの張り替えなど、自ら行える箇所はなるべくDIYで行ってきました。
エコカラットのDIYはそんな今までの経験の集大成だと感じるほど、これまで培ってきた経験が場面場面で役に立ちました。
エコカラットのDIYで難しいのは「貼る」ではなく「切る」工程です。
複雑なカットがなければあっという間に終わり、コンセント周りなど複雑なカットが絡む場合は根気と集中力が必要な作業になってきます。
しかし、エコカラットのDIYは素人でも十分に行えますので、プロに頼んだら予算オーバーだという方はDIYでチャレンジしてみてはいかがでしょう。
どうも、ほほなっつ( @mahi_x2)でした。
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